私は地方都市在住の割に車を持っていない。完全なペーパードライバー。なので移動は相方の車か公共交通か自転車か徒歩。通勤は片道30分強を徒歩で。ちょうどいい運動だ。(体調によってバスも私電も使えるのが便利)



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交通安全?

徒歩だと車よりスピードがない分、のんびりといろんなものを観察できる。大量の小学生、それを見守る母親や街の人々、爆走する中高生(最近は社会人も)の自転車(これは車の方が悩まされているか)、よその家の猫。そして、あまり安全に気を使わなくていい代わりに、つまらないことに心煩わされる。
 

交通安全週間などに大量に現れる、黄色い上着を着た集団、これが結構困りものだ。彼らは狭い歩道を占領する。そこに大量の自転車が通る。もちろん歩行者も。自転車と歩行者が同じ歩道を利用するだけでも危険なのに、その歩道が狭められる。危険だ。自転車は道路を通行すべきものだ。しかし現状では多くの自転車が歩道を通る。どっちが正しいという問題ではない。

 

交通安全の黄色い方々は、善意、あるいは自治体活動により、街をよくしようとしているのは分かる。ただ実際に危険なのだ。もちろん自転車のマナーが悪いのが一番の原因なのだが。




あいさつおばさん&おじさん

集団で季節ごとに現れる方々の他に、単独で通年活動している見守り部隊がある。私は「あいさつおばさん」「あいさつおじさん」と呼んでいる。彼らは自ら持ち場を決め、毎朝小学生を見守り挨拶をする。私が遭遇するおばさんは小学生以外にも挨拶をする。おじさんは私が挨拶をしない人間と察して無視してくれる。他の社会人に挨拶しているところも見たことがない。この両名が苦手だ。


以前はあいさつおばさんの前を通る道を通勤路としていた。この道には猫のいる家もある。しかし挨拶が苦手というか、間合いを計るのが苦手な未熟者は、なるべく知らない人には挨拶しないで過ごしたい。通勤時なんて、これから苦行をしに行く最中なんだから、なるべく心煩わすことない道を行きたい。というわけで、通勤路を変えた。

 



心穏やかな通勤路を!

今の通勤路にはあいさつおじさんがいる。彼は私には挨拶してこないので、あいさつおばさんよりは付き合いやすい(なんの付き合いもないが)。彼は私が近づくと、視線を私とは違う方向にそーっと向けてくれたりもする賢明な人だ。しかしそういうことをしてくれても、「街で挨拶する善良な人を無視している自分」に罪悪感を覚えてしまう。私は非常識で自分勝手な人間だ。

 

あいさつおばさん、あいさつおじさんの両名を回避できる道はない。もの凄く遠回りすればないことはないが。なので仕方なくおじさんの道を選択している。そして、おじさんの挨拶を無視する小学生に心を苛立たせつつ(お前と一緒だ)、速やかにおじさんの前を通過するのだった。





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