日曜日の「イッテQ」で「男性が妊娠、出産を疑似体験する」という企画をやっていた。体験するのは出川哲郎氏、場所はニューヨークの施設。「老人の不自由さを疑似体験する」というのは日本でも聞いたことがあるが、お産の痛みを特殊な電流で体験するとか…さすがやることが違うな、アメリカ。



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「妊婦体験」の内容

初めは腹部に重り?がついたウェアを身に着けて、おなかに赤ちゃんがいる感覚を体験。これにより、妊婦さんが大きなおなかで行動することの大変さが分かる。ここまでは日本でもあるかも。

その後、本当の分娩台のようなベッドで出産の痛みを体験。腹部に電流パッドを貼り、そこに特殊な電流を流すことで陣痛と出産の痛みを再現する。電流が流れると絶叫する出川氏。体験後は「自分を生んでくれた母親に心から「ありがとう」と言いたい」と言ってた。出産の痛みを知ることは、生んでくれた母親への感謝、自分の命の尊さを知ることのようだ。

私たちはそれを見ながら「出産が体験できない男性は女性の大変さを知るために、矯正施設(刑務所等)に入った人は命の尊さを知るために、あれを一度はやればいい」と勝手な感想を述べていた。私や相方も出産をすることはないだろうから、一度体験してみてもいいかも知れない。

 

同性カップルの出産事情

女性同士のカップルである私たちは、通常の方法で子供を持つことはできない。同性カップルでも養子ではなく子供を持つ方法としては、精子バンクの利用、代理母出産などが考えられる。この辺りのことに東小雪氏、増原裕子氏カップルは注力している様子。

選択肢を増やすという意味で、それらの制度の整備は進んでほしい。2人の子供を持つことは無理でも、せめて片方のDNAを受け継ぐ子供を持ちたい気持ちは、不妊に悩む異性カップルと同様だと思う。切実にそれを求める人たちがいるのなら、社会はそれを支えるべきだ。

私たちの個人的な立場としては、「そういう制度が出来ても利用しないだろうな」という感じ。どちらかというと「養子制度」「里親制度」の整備が進んで欲しい。「血縁が子供を幸せにするというのは幻想」ということは、たくさんの虐待事件を見れば分かると思う。血縁で結ばれてない人間同士が共に暮らすこと、それはそもそも夫婦がそうである。夫婦関係と同じように語れないとしても、子供と大人の場合でもそれがもっと普通にできる社会にならないかなーと思うのだ。

 

私たちの考え

そうは言っても、どうにかすれば「産める」体を持っている私たち、相方と「子供を産みたいか」ということについて話したこともある。

【私の見解】
  • 「親に孫の顔を見せられない」に一瞬だけ引っかかってたけど、今はもうそんなこと考えたりはしない。私の人生と親の人生は別のもの。
  • 子供を育ててみたいとは思う。相方と子育てするのは楽しそう。
  • 精神的な部分で、子供の人生に責任を持てる自信がない。養子や里子も今のままでは無理だな…。
  • 経済的な部分からも不安がある。
  • 出産そのものは、経験したいと思ったことはない。だって痛いんでしょ?

【相方の見解】
  • 以前は子供を出産してみたいという気持ちがあった。女性としての機能を使ってみたいという感じ。
  • しかし子供を産んだ後に育てていくことを、具体的にイメージできなかった。
  • 自分の子供かどうかではなく次世代を育てると言う意味で、「コミュニティにおける子育て」みたいないものに興味がある。


産み育てるという選択を支える

異性カップルでもいろいろあると思うけど、基本は「結婚したらそのうち子供を作る」前提を本人たちも周囲も持っているよね?そんな中で「欲しくてもできない」「そもそも欲しくない」という、通常と違う立場にいる人たちはしんどいだろうなと思う。私たちは反対に「できないのが当たり前」なので、前提自体が違うもんなー。…その前に「同性同士」という部分が通常と違うのだけどね。

通常の選択「結婚したら子供を作る」を自然に実践している人たちって、本当にすごいと思う。私たちのような不安は異性カップルにだってあるはず。それを上回る何かによって、子供を産み育てる人生を選ぶという凄さ。いろんな意味で社会は「産み育てる人々」を支えるべきなんだと心から思う。



いろんな立場から考える

「イッテQ」の妊婦体験もそうだけど、いろんな立場の人が「産む」「育てる」ということについて、もっともっと知り、考える機会が必要な気がする。子供なら子供の立場で、当事者たる親達はその立場で、子育てを終えた人は先輩の立場で、子供を持たない人たちはその立場で、いろんな頭と心で考えること。

なんか…出産や子育て、他にはお金のこととか、そういう大切なことに限って学ぶ機会なくきてしまった気がする。LGBTを含む性と生の問題だってそうだ。大切なことほど、誰も教えてくれなかった。私はそういうことを姪っ子達の世代に教えられる、一緒に考えられる大人になれるだろうか?





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