サービスを省いた分だけお得な価格で飛行機に乗れるLCC、どんなものか知りたくて東京行きの際に利用してみた。高松ー東京のLCCは「Jetstar」。お得故の不便さも含めて、私たちの体験をサクッとご紹介。
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何でもネットで済ませられる時代、飛行機のチェックインもネットでできる。紙を出力しなくても、搭乗の際にはスマホ等の画面のバーコードを読み取ればいいらしい。今回は相方のi-padを利用して、ネットチェックインしてみた。
荷物を預ける際にi-padを差し出すと、カウンターのお兄さんがいろいろいじって、なんだか時間がかかる。お兄さんが私たちの相手をする間に、隣のお姉さんは3組は捌いていた。結局このカウンターで紙の搭乗券を出力される。帰りも「タブレットが大きいので」と同じことをされた。……やっぱり紙がいいんやんか!これなら初めから出力しとけば良かった。
ちなみに、荷物を預ける際は別に費用がかかる。私たちは「20キロまで」の荷物枠を予約していた。そんなに荷物ないけど、それしか選択肢がない。預けないなら規定のサイズ、個数内で機内持ち込みするしかない。そして頭上ロッカーに荷物をあげる際に、係員の補助はない。
機内の設備には特に変わった点はない。最近は安全の案内をモニター画面でしたりするが、そういう設備はないので、昔ながらにCAさんの実演と放送で説明をする。乗客があらかた乗ったら、CAさんが巡回して「シートベルトの着用」「膝にある荷物、上着は前の座席の下に置くこと」を指導して回る。……小さなポシェットもそうしろと言われた。一般航空会社より厳しいかも。
一般航空会社にある「飲物のサービス」はない代わりに、ほどほどの値段で飲物、お菓子類等が販売されている。新幹線の機内販売みたいな感じ。国内だと1時間くらいしか機内で過ごさない。それくらいなら飲物を飲まなくても過ごせるので、これでいいと思う。
成田空港ではLCCは第3ターミナルを利用する。ここはLCCに特化したターミナルなので、全ての設備が簡易的な造りだ。ロビーにはフードコートがあるが、搭乗スペースに入ってしまうと小さな土産物店があるだけでラウンジ等はない。
成田空港と東京駅との移動はバスを利用した。チケットはネットで予約できる。バスだと乗換え等で迷うこともないし、各ターミナルを巡回してくれるので歩く距離も短くて済む。費用も一番安い。
↑帰りに利用したフードコート。
↑うどん県の有名うどん店まであった。
↑私たちが利用したお店。
↑なぜか「パスタが食べたい」相方と、「エッグベネディクト」とやらを食べたい私。
「LCCってすぐ欠航するし、その補償も不安だよね?」という評判は聞いていた。我が職場女子のお嬢さん達は、このリスクが嫌で一般航空会社を愛用している様子。でも私は「そういうトラブルも旅の醍醐味」と思っているので、時間がタイトな時以外は「アリ」だと考える。
そして初LCCの今回、この「欠航」に遭遇してしまう。帰りの便が強風のため飛ばなかった(厳密には前便が着陸できなくて、乗る飛行機がなかった)。成田空港周辺の天候による欠航なので、他の便も軒並み欠航してたわ。
↑沖縄便欠航の決定が遅く、大量の外国人に占拠されている搭乗ロビー。
欠航が決定するまでは、何の案内もない。搭乗口には簡単なモニターしかなく、そこにも何も表示されない。1名だけいる係員が質問攻めにあっていた。
欠航の放送が流れたら、一斉に乗客が移動する。「係員の案内に従って」と放送されたが、係員の姿は何処、集団の流れに引きずられて移動。 エレベーターでチェックインカウンターのフロアまで移動するも、何階に行けばよいのかが一瞬分からない。「欠航の際は○階へ」って一言貼っといてほしい。
フロアを移動すると、チェックインカウンターに向かって長蛇の列ができている。しかし「何のために並んでいるのか」が分からない。 欠航時の手続きについて チェックインカウンターへの長蛇の列、結局荷物を預けてる人、便を振り替える人以外はいても仕方なかった。
私たちは随時ワゴンで運ばれてくる荷物から、自分たちのものをピックアップして離脱。便の振り替えはせず、返金手続きは後日電話でした。欠航決定直後に送られてきたメールやらネットの情報やらを見ると、「便の振り替えすら、カウンターでなくネットからできる」とある。……それならなおさら無駄な長蛇の列。
【欠航が決まったら…】
私たちは欠航が予想された時点で「何時までに東京駅まで戻れば、新幹線でその日中に香川に帰れるか」を調べた。デッドラインは20時頃、結局19時頃東京駅に戻って、家に着いたら日付を越える頃だった。16時過ぎに飛ぶ飛行機に乗る予定で東京駅をバスで出たのが14時頃、5時間かけてまた東京駅に戻ってきて、そこからさらに5時間かけて香川まで帰った。……なんて遠い旅だったのでしょう。
↑新幹線には同じ便に乗れなかった香川へ向かう人の姿が。
↑こうなったら新幹線を楽しむしかないと、おなか空いてないはずなのに駅弁を買う相方。
↑結構豪華。ビールはキオスクで入手済み。
高松ー東京間を移動する場合、「飛行機」「新幹線」「夜行バス」の選択肢がある。飛行機は今回のような欠航のリスクも高いし、空港と都心部の移動に時間もかかる。そもそも出発時間の大分早めに空港にいないといけない。意外と時間を食う。
新幹線なら駅からパッと乗れるし、ギリギリまで都心部にいられる。飛行機と違って、いつの新幹線に乗るかも選び放題。費用も一般航空会社利用とほぼ同じくらい。時間はちょっと余計にかかるけど、飛行機が欠航して右往左往すること考えたら、こっちの方がいいかもと思える。
夜行バスは……若い頃広島ー東京間で利用したことがあるけど、そろそろ体力的に厳しいかもしれない。これは余程のことがないと選ばない選択肢かな。
というわけで、今後東京方面に行く時は、もしかしたら飛行機には乗らず、新幹線利用になるかもという感じ。居住性や駅弁も含めて、新幹線の方が快適!って思った。
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ネットでチェックインするも、やっぱり紙を出力される
何でもネットで済ませられる時代、飛行機のチェックインもネットでできる。紙を出力しなくても、搭乗の際にはスマホ等の画面のバーコードを読み取ればいいらしい。今回は相方のi-padを利用して、ネットチェックインしてみた。
荷物を預ける際にi-padを差し出すと、カウンターのお兄さんがいろいろいじって、なんだか時間がかかる。お兄さんが私たちの相手をする間に、隣のお姉さんは3組は捌いていた。結局このカウンターで紙の搭乗券を出力される。帰りも「タブレットが大きいので」と同じことをされた。……やっぱり紙がいいんやんか!これなら初めから出力しとけば良かった。
ちなみに、荷物を預ける際は別に費用がかかる。私たちは「20キロまで」の荷物枠を予約していた。そんなに荷物ないけど、それしか選択肢がない。預けないなら規定のサイズ、個数内で機内持ち込みするしかない。そして頭上ロッカーに荷物をあげる際に、係員の補助はない。
機内での様子
機内の設備には特に変わった点はない。最近は安全の案内をモニター画面でしたりするが、そういう設備はないので、昔ながらにCAさんの実演と放送で説明をする。乗客があらかた乗ったら、CAさんが巡回して「シートベルトの着用」「膝にある荷物、上着は前の座席の下に置くこと」を指導して回る。……小さなポシェットもそうしろと言われた。一般航空会社より厳しいかも。
一般航空会社にある「飲物のサービス」はない代わりに、ほどほどの値段で飲物、お菓子類等が販売されている。新幹線の機内販売みたいな感じ。国内だと1時間くらいしか機内で過ごさない。それくらいなら飲物を飲まなくても過ごせるので、これでいいと思う。
成田空港の様子
成田空港ではLCCは第3ターミナルを利用する。ここはLCCに特化したターミナルなので、全ての設備が簡易的な造りだ。ロビーにはフードコートがあるが、搭乗スペースに入ってしまうと小さな土産物店があるだけでラウンジ等はない。
成田空港と東京駅との移動はバスを利用した。チケットはネットで予約できる。バスだと乗換え等で迷うこともないし、各ターミナルを巡回してくれるので歩く距離も短くて済む。費用も一番安い。
↑帰りに利用したフードコート。
↑うどん県の有名うどん店まであった。
↑私たちが利用したお店。
↑なぜか「パスタが食べたい」相方と、「エッグベネディクト」とやらを食べたい私。
帰りの便が欠航する
「LCCってすぐ欠航するし、その補償も不安だよね?」という評判は聞いていた。我が職場女子のお嬢さん達は、このリスクが嫌で一般航空会社を愛用している様子。でも私は「そういうトラブルも旅の醍醐味」と思っているので、時間がタイトな時以外は「アリ」だと考える。
そして初LCCの今回、この「欠航」に遭遇してしまう。帰りの便が強風のため飛ばなかった(厳密には前便が着陸できなくて、乗る飛行機がなかった)。成田空港周辺の天候による欠航なので、他の便も軒並み欠航してたわ。
↑沖縄便欠航の決定が遅く、大量の外国人に占拠されている搭乗ロビー。
Jetstar欠航時の様子
欠航が決定するまでは、何の案内もない。搭乗口には簡単なモニターしかなく、そこにも何も表示されない。1名だけいる係員が質問攻めにあっていた。
欠航の放送が流れたら、一斉に乗客が移動する。「係員の案内に従って」と放送されたが、係員の姿は何処、集団の流れに引きずられて移動。 エレベーターでチェックインカウンターのフロアまで移動するも、何階に行けばよいのかが一瞬分からない。「欠航の際は○階へ」って一言貼っといてほしい。
フロアを移動すると、チェックインカウンターに向かって長蛇の列ができている。しかし「何のために並んでいるのか」が分からない。 欠航時の手続きについて チェックインカウンターへの長蛇の列、結局荷物を預けてる人、便を振り替える人以外はいても仕方なかった。
私たちは随時ワゴンで運ばれてくる荷物から、自分たちのものをピックアップして離脱。便の振り替えはせず、返金手続きは後日電話でした。欠航決定直後に送られてきたメールやらネットの情報やらを見ると、「便の振り替えすら、カウンターでなくネットからできる」とある。……それならなおさら無駄な長蛇の列。
欠航時の乗客の動き
【欠航が決まったら…】
- 預けた荷物を返してもらう。←運ばれてる途中のをつかまえるか、カウンター付近まで取りに行く?
- 次便以降への振替手続き。←カウンターでやるか、ネットでもできる?
- 宿泊先の確保←出発地が地元でない人は、次便振替のための宿泊費用の補償がある。ホテルは自力で取るみたいだけど。
- 代替の移動手段に切り替える。←領収証を取っておくと、補償してもらえることも。
- 返金手続き。←メールとかいくつかの方法でできるみたいだけど、相方は「コールセンターに電話」であっさり手続き終了とのこと。これが1番早いかもね。
私たちは欠航が予想された時点で「何時までに東京駅まで戻れば、新幹線でその日中に香川に帰れるか」を調べた。デッドラインは20時頃、結局19時頃東京駅に戻って、家に着いたら日付を越える頃だった。16時過ぎに飛ぶ飛行機に乗る予定で東京駅をバスで出たのが14時頃、5時間かけてまた東京駅に戻ってきて、そこからさらに5時間かけて香川まで帰った。……なんて遠い旅だったのでしょう。
↑新幹線には同じ便に乗れなかった香川へ向かう人の姿が。
↑こうなったら新幹線を楽しむしかないと、おなか空いてないはずなのに駅弁を買う相方。
↑結構豪華。ビールはキオスクで入手済み。
結局のところ
高松ー東京間を移動する場合、「飛行機」「新幹線」「夜行バス」の選択肢がある。飛行機は今回のような欠航のリスクも高いし、空港と都心部の移動に時間もかかる。そもそも出発時間の大分早めに空港にいないといけない。意外と時間を食う。
新幹線なら駅からパッと乗れるし、ギリギリまで都心部にいられる。飛行機と違って、いつの新幹線に乗るかも選び放題。費用も一般航空会社利用とほぼ同じくらい。時間はちょっと余計にかかるけど、飛行機が欠航して右往左往すること考えたら、こっちの方がいいかもと思える。
夜行バスは……若い頃広島ー東京間で利用したことがあるけど、そろそろ体力的に厳しいかもしれない。これは余程のことがないと選ばない選択肢かな。
というわけで、今後東京方面に行く時は、もしかしたら飛行機には乗らず、新幹線利用になるかもという感じ。居住性や駅弁も含めて、新幹線の方が快適!って思った。
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