相方は人とのコミュニケーションにおいて「腹が据わる」「腹を括る」までに時間がかかるタイプ。私と一緒に住むために、家族に「実家を出ます」と言うのがなかなか言えず、さっさと腹を括って「儀式」を済ませた私はヤキモキしたものだ。友人へのメールですら「これでいいかな?」と私に見せてくる。あんたのメールでしょ?私が許可する必要ないよね?

今回20年勤めた会社を辞めるにあたっても、「きっと上司に言うまで時間がかかるのだろうな」と思っていた。辞める時期も含めて具体的に決意したのが4月の初め、その直後に東京行きがあって気持ちが落ち着かなかったので、それが終わってから言うかな〜という感じだった。東京から帰ってもすぐには言えんのじゃないかと思ってたけど、私の予想より早く相方の腹は据わったようだ。




style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="7842646491"
data-ad-format="auto">

 


第1段階:直属の上司への申告

私は何度も会社を辞めてきたけど、辞める時の作法なんて誰にも聞いたことはない。その職場ごとに「この人に言えばいいだろ」という人に話をすれば、自然に事態は進んでいった。会社を辞めるのが初めての相方は「どうすればいいの?」って聞いてくる。彼女の会社は比較的大きいので、関係者がいっぱいいるのだ。

「まずは一緒に働いてる直属の上司でしょ!」ということで、P氏に話をすることに。いつも残業のP氏以外の人が帰ったことを見計らって声をかけてみる相方。
 

相方「今、時間ちょっと良いですか?お話したいことが……。」
 
P氏「うんいいよ〜、どしたん〜?」
 
相方「実は退職をしようと思ってるんです……。」
 
P氏ほんまにー!!!えっいつ〜?そっかー。まぁそういうことは個人の自由なので、(相方の決意を)僕は尊重するよ〜。」

相方「 ありがとうございます。」

P氏「次どっか見つけたの?」

相方「いやー、しばらくブラブラしようと思ってます。」

P氏「そっかー、ええな〜。俺もしたいわ〜。」
 

直属の上司にあたるP氏と相方の関係は良好であり、P氏も今の職場から脱出したい気持ちがあるので話がしやすかった。しかしP氏は上司ではあっても、厳密には管理職ではない。なので、事務手続きを進めるには、P氏の上にいるJ氏に話をする必要がある。そして……J氏への相方の印象は悪い。次はどうなるのか!?



第2段階:管理職との面談

J氏は普段は相方と同じ場所で働いていないので、直接話すなら電話かメールでアポ取りしないといけない。P氏への申告から数日後、帰りがけに「お話があるので時間ください」メールを送ったとのこと。次の日、「明日の帰りにこっち(J氏の勤務地)に来てもらうのでいいか?」と電話が入る。……決戦は木曜日。

J氏「話があるって、どうした〜ん?」

相方「実は退職したいと思ってるんです……。」

J氏まじかー!!!それか〜。そっかー。」

相方「なんかすみません。」

J氏「いや〜、謝らんとって。それは個人の自由やからね。しかし惜しいなー。もったいない……。具体的にはいつくらいに辞めようと思ってるの?引き継ぎにどれくらいかかるかな?」

相方「6月末くらいを考えてます。それだと引き継ぐ人と一緒に、月末処理を2回できるので……。」

J氏「そうやな〜。……それ以降の延長はない感じやんな?」

相方「そうですね〜。」

J氏「ちょっと総務に電話して、誰か回せる人いるか聞いてみるわ。(電話してみる。)まぁ派遣の人入れるか、契約社員を採るかという感じになるかな〜。」

相方「ご迷惑お掛けしますが、よろしくお願いします。」

J氏「6月末か〜……よっしゃ、分かった。」 


何とかJ氏との面談も終え、公式に?会社を辞めることが確定した相方。 今後引き継ぎ資料作ったり、次の担当者に仕事を教えたりしつつ、退職への日々を過ごすこととなる。6月末まで出勤し、その後たんまり溜まった有休消化に入る。



管理職の方、お気をつけあれ
 
相方の会社では定期的に管理職との面談があり、直近の面談では「総合職になりたい」という希望を伝えていた。その時は「いつかは辞めたいけど、今はまだ辞めないよね〜。それなら給料上がる方法を考えよう」というスタンスだったのだ。その結果、階級が1つ上がり(階級が上がらないと総合職になれない)、総合職への道を会社側も開こうとしている様子が伺えた。

そんな話からいくらも経っていない時期での退職の申し出、きっと管理職J氏も焦ったことと思う。相方からすれば「もっと早くから私を大事にしなかったからだよ〜ん」と言うところか。一般職だと長く真面目に働いてても、給料がほとんど上がらないのだった。

そもそも仕事にあまりやりがいを感じてなかったこと、給料が低いままで上がらないこと、そしてやりたいことを別に見つけてしまったこと、これが重なって相方は退職を決意するに至った。 経営者、管理職の皆さん、社員、部下に勤め続けてほしかったら、彼らがどんな気持ちで仕事してるか、そのサインとタイミングを見誤らないようにしてね。




style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="7842646491"
data-ad-format="auto">




人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村