初めての彼女ができて幸せな日々が続くと思いきや、すぐ近くに別の刺客?待ち受けていた。今回は前回に引き続きC氏(女性)とのことに加え、新たに登場した同僚H氏(男性)の話。

↓今までの記事。
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜小学校時代〜」 
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜中学校時代〜」 
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜高校生時代①〜」 
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜高校生時代②〜」
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜大学生時代〜」
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜20代半ば①〜」
 


style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="7842646491"
data-ad-format="auto">




寄せ集め人材だから生まれる恋

愛媛の職場は新設されたばかりで、人材は統括本部のある広島や地元協力会社から急遽寄せ集められた人たち。若い人ばかりが集められたハードな職場では、酒の勢いに任せたやけっぱちのような恋愛も生まれる。

そんな状況で、C氏と付き合い始めた私に粉をかけてきたのがH氏。H氏は東京に彼女がいたが、長く遠距離状態で実質的にはフリーみたいなものだったらしい。私の相手としては珍しく、男性ホルモンがバンバン出ているような肉食系だった。顔も悪くなかったし、好奇心も旺盛、場を盛り上げるのが上手な人だった。

 

初めて「相手からのアプローチ」を受ける

今まで恋愛と言えば「自分から動く」が信条だった私、H氏によって「相手からアプローチを受ける」という経験を初めてする。同僚何人かで遊びに行ったりする中でのH氏の言動から、なんとなく私もH氏を意識するようになる。

仕事で夜遅く帰宅したある晩、H氏から個人的に連絡が入る。「今から家に行ってもいいか」。次の日も仕事だし、クタクタで寝たいし、そもそも私にはC氏がいるし、電話で何度も断った。しかし職場でも特にハードな状態で仕事してたH氏は「女性のぬくもり、柔らかさ」の癒しを求めていたらしい。あくまで強引に家にこようとする。

その前からH氏を意識し始めていた私は、C氏のことが気になりつつもH氏の深夜訪問を許してしまう。……その後はご想像通りの展開。決定的な既成事実ができてしまい、私はH氏のことも「正式に好きな人」認定することとなる。要するに二股である。



大人な2人と自分勝手な私

C氏とのことは、H氏に比較的早い段階で話をしていた。H氏としては、自分には遠距離とは言え一応彼女がいるし、私のことはお互いに「2番手」でたまに遊べれば良かった様子。しかし私の方がそんな器用なことができなかった。器用じゃないなら、二股とかすんなってね。

しばらくC氏に隠れてH氏と会っていたが、我慢できなくなってC氏に話してしまう。この時点では「C氏と別れてH氏と付き合う」つもりだった。C氏も怒り狂ってはいたが、そのような認識を受け入れていたと思う。H氏は「どっちでもよかったけど、それならこっちも遠距離の彼女と別れるわ」という感じで、しばらくしてから私一本に絞ってくれた。

そのままH氏と付き合ってれば「若気のいたりの素早い心変わり」で済んだのに、私はC氏のことを忘れることができなかった。C氏が嫌いになって、H氏に行ったのではない。穏やかでクールなC氏より、豪快で積極的なH氏の方が一瞬魅力的に映っただけ。どっちも選べず、どっちも捨てきれず、その後H氏と付き合いながらも、何度かC氏と浮気してしまう。

二股状態なことは、C氏、H氏両名にはっきりバレていた。2人は私より大人なので、そんな自分勝手な私を拒否することなく付き合ってくれた。私1人が勝手に思い悩みフラフラして、2人ともに迷惑をかけてたって感じ。そんな状況に自分で嫌気がさして、ある日H氏に付き合いを解消することを告げる。



自分から別れておいて「フラれる」

正式な付き合いを解消しても、「H氏は私のもの」なんて思っていたおめでたいヤツ。しかしそれからしばらくして、H氏は別の彼女を作る。……フリーなんだから当たり前なんだけどね。そのことで私は、H氏に「フラれる」という、これまた初めて経験をさせてもらった。

H氏という「好きだった人が他人のものになる」ことにショックを受け、そこからちゃんとご飯を食べない生活が続き激痩せ。その頃には「友達以上恋人未満」状態だったC氏は、私が甘えていくと半ば身内として受け入れてくれた。C氏的には「曖昧だけど、また付き合い始めた」みたいな認識だった様子。私の中では「安らげる心地よい巣に戻った」という感覚だった。

 
 
曖昧なまま時は過ぎ……

ちなみに私もC氏もH氏もH氏の新しい彼女も、み〜んな同じ職場の同僚であった。長時間労働の職場で毎日顔を合わせる、そんな過酷?な職場で毎日過ごし、でもそこしか世界がなかった私たち。

私がショックから立ち直り始めた時期、既に職場以外に新しい趣味の世界を見つけていたC氏に「何か新しいこと始めてみたら?」と勧められる。それで始めたのが、学生時代から興味のあった「社交ダンス」。ここでは私には恋愛沙汰はなかったし、未知の世界は面白く新しい友人もできた。

職場以外に世界が広がって元気になった私、同時期にH氏は「転職する」とかで職場を去ることに。そのちょっと前にH氏の彼女もいなくなってたし、過酷だった職場もちょっとは穏やかになる。そんなぬるま湯(フツーだが)な毎日に、また私の悪い虫が動き出すのだった。

なんかドロドロな展開だったが、もう少しご辛抱いただきたい。次回もちょっと修羅場です。

↓続きはこちら。
「女と暮らしてる女の恋愛遍歴 〜20代後半①〜」




style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="7842646491"
data-ad-format="auto">




人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村