先日LGBTとは関係のない場所で、「好ましいゲイI氏」に出会った。I氏はぱっと見にはそれとは分からない、「ノンケに溶け込めるタイプのゲイ」。なので、共通の知人から聞くまでは、彼がゲイだとは気づかなかった。

彼は普段から機会を見て、周囲の人にゲイであることを説明しているらしいが、ある時Facebookの全体公開記事として「自分は同性愛者です」ということを書いていた。「もういちいち適当に話を合わせたりするのが面倒なので」という理由に、私は非常に共感。こういうフランクな感覚、いいよね。




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FacebookとLGBT  

Facebookは基本本名で登録するSNSなので、クローゼットなLGBT関係者の中には身バレを恐れてやらない人もいる。使い方次第でバレないようにすることもできるけど、「万が一」の事態を恐れて手を出さないみたい。

私がFacebookで友達になっている人はLな人よりGな人の方が多い。それはLがFacebookをやっていないということなのか、友達になりたいLがGより少ないということなのか。一応前までは地元のLの集いにも顔を出しており、当然GよりLの知り合いの方が多い。Lは「LINE」で繋がろうとし、Gは「Facebook」をしている。そんなちょっとした文化の違い。



社会と繋がる感覚

私の個人的印象として、Lは「自分たちだけが幸せならそれでいい」感じで、Gは「自分たちのことを世間の中で認めて欲しい」という印象がある。それはメディアに名前を出して権利運動している人たちの話ではなく、日常生活でのカミングアウトその他についての感覚のこと。

偏見を恐れずに言えば、それは「男性性」「女性性」の違いの現れとも考えられる。その違いが歴史的ジェンダー役割観から来るのか、生まれ持った感覚から来るのかは分からない。しかし女性の方がより「身内の世界」で生きており、男性の方が「社会、世間」を意識している気がする。

どっちが良いということではなく、私の好みとしては「社会を意識」している人の方が話が合うということ。だから「自分と(未来の)恋人の話」ばかりに終始するLよりは、「(恋人の有無に関わらず)それ以外のあらゆる話」ができるGの方が話していて楽しい。



男性の友人は増えたけど……

まだLの出会いの場界隈で遊んでいた時代は、友人と言えばノンケの人も含めてみーんな女性ばかり。「たまには視点、感覚の違う男性とも話がしたい」と思っても、男性の友人がほとんどいなかった。最近になって仲良くしてくれるGの友人が増えて、そういう意味では嬉しいことだ。

男性の知人を増やしたかった理由の1つに、「まだ独身の女友達に男性を紹介する機会を作りたい」ということがある。知人の友達とかのツテで何か繋がればとか思ってたけど、友達になる男性は皆Gばかり。なかなかノンケ男性と繋がる機会はなさそうだ。なーんて、やり手ババアかお節介見合いババアのようなことを考えていたLであった。




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