2度目の生久世氏鑑賞となる「三代目、りちゃあど」大阪公演、堪能してきましたぜ。今回の観劇では、7月のイベントでご一緒したT氏とも再会を果たす。観劇前は大阪名物串揚げなど食しながら、ヅカトークで大いに盛り上がった。

事前にネットで見聞きする各地公演の評判に、「どうも男役っぷりが凄いらしい」「歌う場面ありらしい」と期待に胸を膨らませていた。久世氏の活躍他、観劇してのあれこれを記したい。

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↑無料配布のパンフ。写真ちょびっとで、資料的に見るだけのもの。

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↑これはT氏からもらったお土産。




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会場の様子

大阪公演の会場は、吹田のメイシアター中ホールだった。キャパは500席弱とややこじんまりしたホール。その割に舞台はしっかり大きくて贅沢なバランス。ただ字幕がそれほど大きくなかったので、後方の席からは見にくかった様子。

T氏はやや端よりの最前列、私たちは中央よりの2列目。持参したオペラグラスの出る幕はないくらい、役者の表情までよく見えてホクホク。字幕を横目でチラチラ見るのは大変だったが、そもそも筋が複雑なので、そのうち内容の把握は放棄したので問題ない。
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↑こんな感じで普通にポスターが貼ってあるだけの受付付近。
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↑……もう少し凝ったことしてくれてもいいのでは?チケット安いからいいけど。


舞台装置

最近は舞台装置に映像を使うことが増えた。今回の作品では、各所でプロジェクションマッピングが使用されていた。影絵を使用した演出も何度かあり。舞台上は特にセットはなく、場面によってたくさんの白い布や小さなスクリーンが下りてきて、そこに映像なり影絵なりが映し出されるという感じ。

映像効果のため、舞台装置と同じ理由でキャストの衣装も全員白が基本。白ベースだが、凝ったデザインの面白い衣装ばかり。ちなみに久世氏は初めはシンプルな白シャツ+白パンツで登場、場面によってその上にアジアンなデザインの衣装を重ねていた。

場面によって椅子が出てきたが、小道具は本当にそれくらいだけ。それを照明のある状態で、黒装束の黒子さんが出し入れしてたのもなかなか面白い。



多彩なキャストたち
 
今回の公演の最大の特徴は3つの国から様々な芸能的背景を持った役者がキャスティングされたこと。そのため台詞も日本語、英語、インドネシア語が飛び交い、このために字幕が使用されたのだ。

【キャストの概要(敬称略)】
  • リチャード三世 / りちゃあど ― 中村壱太郎(歌舞伎役者)  
  • シェイクスピア / ジョージ ― 茂山童司(狂言方)  
  • マーチャン / シャイロク ― ジャニス・コー(シンガポールの女優)  
  • ハハバイ(シェイクスピアの母)/ 家元夫人 ― ヤヤン・C・ヌール(インドネシアの女優、演出家)  
  • チャボーズ / 影絵人形遣い ― イ・カデック・ブディ・スティアワン(インドネシアの影絵師、舞踏家、音楽家)  
  • ワルカツマー(シェイクスピアの妻)/ アン ― たきいみき(女優、SPAC在籍)  
  • カイロプラクティック/ シンリー ― 江本純子 (女優、演出家、映画監督) 
  • 裁判長 / チチデヨカ(シェイクスピアの父) / 家元 / ワスレガタミ ― 久世星佳 (女優、宝塚歌劇団OG)
宝塚歌劇も100年を超える歴史があり、これはもう伝統芸能と呼べるものだ。それぞれの国の伝統、文化を持ちより、それを敢えて融合させるのではなくコラージュ的に見せる演出。前衛的とも思える手法だが、見ていて全然違和感なく楽しめたのは凄いと思った。

キャストには歌舞伎、狂言、舞踏家など、身体表現に長けた人が目立つ。もちろん舞台人は皆、身体で見せることを訓練されてはいるが、今回のキャストのレベルの高さには眼を見張るものがあった。

各キャストが何役もこなし、人間関係も筋も把握するのが大変だったが、そんなことは本当に些末なこと。各キャストの圧倒的存在感、伝統の技に裏打ちされた所作の美しさ、力強く説得力のある台詞回し、それをただただ鑑賞すればいい、そんな気持ちにさせられる作品だった。



久世氏のこと

 「久世氏、歌うらしい」とは聞いていたが、そんな場面が何度もあって嬉しかった。シェークスピアだし、シリアスな演技で登場するかと思っていたら、冒頭から「僕たち男の子〜」とか軽妙にやられてあっけにとられる。

ぴょんぴょん身軽に舞台を跳ね回りながら歌う久世氏、キャストの中で「コミカル、アイドル」部分担当という、久世氏にしてはなかなか珍しい役どころも。全体では狂言回し的な部分も担っており、その辺りはいつもの久世氏らしい。

いつもながらの凄味のある久世氏も、アイドルばりに歌い、コントのようにコミカルな久世氏も堪能でき、久世氏ファン的にもなかなか贅沢な舞台。ただ前評判で聞いていた「男役っぷり」に関しては、本当にナチュラルにそれぞれの役をやってるという感じで、特に何も思わなかったかな?

そういえば、博多弁?でダメなお父さんをやる場面があって、そこは1994年TMP(夢まつら)の「風共」和風パロディを思い出した。やっぱり久世氏には、コメディとかどんどんやってほしい。



次の舞台情報

来年の久世氏出演の舞台、最速先行の日付が変更になっている。「12月24日(土)12:00〜」とのことだ。申込予定の方は、時々HPをチェックしておこう。

「親愛ならざる人へ HP」←こちらをご覧あれ。




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