名刺デザインの公開により、相方のやりたい小商いの全貌が明らかになった。無秩序に広がる人生の楽園計画、その柱となるのが「ビール醸造」である。

私がまだ「クラフトビール」なんて言葉も知らなかった数年前、小商いの種は相方に落ちてきたらしい。そして例の如く、種を落としたのは私の何気ない雑談だった。やっぱり私の手柄?



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ビール大好き!

2人とも酒飲みではあったが、私は専ら「チューハイ」とか「カクテル」とかいう飲み口の優しいものを好む人だった。その頃から相方は大のビール党で、いつも家には箱で買ったビール系飲料が鎮座。大手ビールで好きなのは「サッポロ黒ラベル」という感じ。


 
ここ数年で、日本の大手4社以外のビールが普通のお店でも手に入りやすくなった。私たちも時々、海外メーカーのビール、日本のクラフトビールを買ってきて楽しむように。少々値が張るのでただ飲むだけではもったいないと、このブログ開設当初はビール日記をつけたりしてたな。最近は面倒でしなくなってしまった……。

相方といろんなビールを飲むうちに「ビールでも苦くないものもある」「銘柄によって、メーカーによって味がいろいろなんだな〜」と、いつしか私もビール大好きになっていた。アルコール度数が低めなお酒なので、酒好きでも強くない私たちにはぴったりなお酒だよね。



はじまりは同僚の話

私が今の職場に入ったばかりの5年程前、同僚との飲み会の席で聞いたのは、「酒は自分でも家で作れるらしいよ」という話。東急ハンズなどで、キットも売られているらしいとのこと。

法律で許可なくアルコール醸造することは禁じられている。ただアルコール醸造と同じ方法で、「ワイン風飲料」「ビール風飲料」を造ることはでき、アルコール1%未満だと作ってもいいんだって。


↑うちにあるのはこれかな?
 

酒なんて大規模な工場でないと作れないと思っていた私は、「家でもできるんだ!」「そんなことする人もいるのね〜」という軽い感じで話したわけだ。相方はその話を聞いて、密かにいろいろ調べ始めたらしい。そして「いつか私も酒を醸してみたい」と思うに至る。



起業塾

2年前の冬、前職のBOSSが「起業塾」をやるというので、付き合いで2人して参加したことがあった。週1回×3ヶ月だったかな?付き合いだからと気楽に申し込んだら、最後は簡単なプレゼンまでやることに。あわわ。

当時は特に起業したかったわけじゃない私たちだけど、参加したからには事業計画的なものをでっちあげなくてはいけない。そこで相方は「マイクロブルワリー(ビールの小規模醸造)」、私は「LGBTフレンドリーなシェアハウス」という事業をひねり出す。

結局この時考えた事業が、それぞれの今の目標の基礎になっている。後に相方が本当に仕事を辞めるとは思っていなかったが、どこにきっかけが転がっているか分からないね〜。




たくさんのきっかけを積み重ねて

起業塾受講と前後して、師匠の醸造所との出会いがあり今に繋がる。振り返ってみると、小さなきっかけが積み重なって今があることが分かる。

私からすればその歩みはひどく遅く感じるが、相方の本質は「木」らしいので、それが相方らしいペースなのかもしれない。ゆっくり、じっくり育つ様子は、さながら「イスノキ」のようだ。そして本質が「水」な私は、横でいて相方を育てる運命なのかもね〜。


 ↑生長が遅くとても硬いイスノキは、木刀の材料などになるらしい。



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