先日友人S氏から、LGBT的質問をいただく。S氏はストレート(異性愛)の方で、LGBT当事者との関わりはそれほど日常的ではない様子。
普段は、LGBT的自覚の低い私たち、久しぶりにこういうことを考えたかも〜。というわけで記事にしてみた。
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S氏からいただいたのは「女性同士のカップル」の呼称についてだった。当事者にとって不快でなく、それ以外の人にも誤解なく伝わる言葉を知りたかった様子。
【S氏の質問】
女性同士のカップルを表現するのに、しっくりくる言葉はどれですか?
普段は、LGBT的自覚の低い私たち、久しぶりにこういうことを考えたかも〜。というわけで記事にしてみた。
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女性同士のカップルの呼称
S氏からいただいたのは「女性同士のカップル」の呼称についてだった。当事者にとって不快でなく、それ以外の人にも誤解なく伝わる言葉を知りたかった様子。
【S氏の質問】
女性同士のカップルを表現するのに、しっくりくる言葉はどれですか?
- レズビアンカップル
- ビアンカップル
- 女性同士のカップル
他にあれば教えてください。
……これが意外と簡単に答えられないのである。
「レズビアン」という人種じゃあないよ
「レズビアン」なんて言葉、当事者の私でも口にすることはあまりない。当事者同士ならレズバレを恐れて、それ以外の場でもなんとなく使うのが憚られる言葉。意味的には「女性同性愛者」を指すだけの言葉なんだけど、なんとなく変な色がついてる気がするよね。
そもそも私たちは「レズビアン」という人種として生きてる訳ではない。説明するのに便利だから「レズビアン」という言葉を使うことはあっても、使うたびにうっすら違和感もある。なので最近は「パートナー」とか「伴侶」という言葉で説明するようになった。
ただ、「レズビアン」とか「ゲイ」という言葉を前向きに使っている当事者もいるので、言葉への感受性というのは本当に人それぞれで難しい。
と言う訳で、S氏の質問に対する私の回答は以下の通り。
そもそも私たちは「レズビアン」という人種として生きてる訳ではない。説明するのに便利だから「レズビアン」という言葉を使うことはあっても、使うたびにうっすら違和感もある。なので最近は「パートナー」とか「伴侶」という言葉で説明するようになった。
ただ、「レズビアン」とか「ゲイ」という言葉を前向きに使っている当事者もいるので、言葉への感受性というのは本当に人それぞれで難しい。
玉虫色の回答
と言う訳で、S氏の質問に対する私の回答は以下の通り。
人目をひきそうなのは「レズビアンカップル」ですよねー。「ビアン」は一般にはあまり使われてないと思うし。私の個人的感覚では、自分をレズビアンという人種だと思ってないので、「女性同士のカップル」というのが自然に思えます。ただこの業界では、オープンにしている人の中には「レズビアン」「ゲイ」という言葉を戦略的に使っている人、そういう言葉に誇りを感じている人もいるので、対象のカップルさんがどういうタイプなのかで、使うべき言葉が決まるかも知れません。
むむむ、なかなか玉虫色の回答である。しかし……結局人それぞれの好みに依るんだよな〜。「旦那」とか「主人」という言葉もそうだけど、特に何も感じずに使う人も、うっすら違和感を感じる人もいる、そういうタイプの言葉。
レズビアンの中には、「レズ」という言葉を蔑称として受け取る人もいるけど、そんなの一般には「レズビアン」というフルの呼称が浸透してないだけかもしれないし、使う人がどういうニュアンスで言ってるのかが大事なのだ。どんな呼称を使うかは、言葉を使う側の配慮とセンス、使われる側の好みによって変わるということ。
そして「LGBT」なんて用語も、最近は「SOGI( Sexual Orientation & Gender Identity)」なんて言葉に移り変わっているように、言葉は生き物であり変化していく。だから専門的な用語を使うより、平易な言葉を使う方が間違わないで済むかもね〜とは思う。
あ〜、この業界もなかなか難しいのですよ。
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言葉って難しい
レズビアンの中には、「レズ」という言葉を蔑称として受け取る人もいるけど、そんなの一般には「レズビアン」というフルの呼称が浸透してないだけかもしれないし、使う人がどういうニュアンスで言ってるのかが大事なのだ。どんな呼称を使うかは、言葉を使う側の配慮とセンス、使われる側の好みによって変わるということ。
そして「LGBT」なんて用語も、最近は「SOGI( Sexual Orientation & Gender Identity)」なんて言葉に移り変わっているように、言葉は生き物であり変化していく。だから専門的な用語を使うより、平易な言葉を使う方が間違わないで済むかもね〜とは思う。
あ〜、この業界もなかなか難しいのですよ。
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