初めてのこんぴら歌舞伎、行ってきたよ〜。お弁当&お土産付きチケットは、通常の観劇と比べても高額だったけど(18000円也)、思い切って行ってきて良かった!

「〜片岡仁左衛門・孝太郎親子出演〜 「こんぴら歌舞伎」を見に行くぞ!」 
↑チケット入手までの話は、こちらを参照あれ。

お目当の片岡仁左衛門・孝太郎親子はもちろん良かったし、なにより日本最古の芝居小屋「金丸座」の雰囲気がとても良かった。お弁当を食べたり、お酒を飲んだりしつつの観劇、これぞ大人の遊び〜って感じ!




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アクセス

こんぴら歌舞伎の行われる「金丸座」までは、ことでんかJRを利用するか車で行くかなんだけど、お酒を飲みたい人は公共交通を利用しようね!私たちはその日の朝に出発時間を前にずらしたので、焦って車にしてしまった……これは痛恨のミスであった。

ただ駅からは徒歩20分くらいかかるし、途中坂道が続くので、足に自信のない方はタクシーを利用しよう。駐車場からも15分くらいは歩くかな?
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↑金丸座に近づくと、公演ののぼりがいっぱい立っている。こんな感じでしばらく坂道を登るので、ヒールのある靴はやめたほうがいいかも。




席取りのセオリー

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私たちは開場の1時間くらい前に金丸座に到着。それでも既に短い列ができていた。ほとんどの席は座席がきっちり決まっているわけでなく、数人が座れる枡が指定されているだけなので、その中でどこに座るかは早い者勝ち。だから早めに行ったのだ。
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私たちもお弁当&お土産を受け取って列に並ぶ。ついでに筋書(1000円也)も買って予習。事前に予習できてなかったので助かった。出演者の写真もいっぱい載ってるので、買うといいと思うよ。
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↑演目の名場面を描いた絵看板など眺めて、期待感を高める。




いざ入場!桟敷席最高!

こんぴら歌舞伎の運営は、地元青年部の皆さんがボランティアで行っている。開場前の口上?も地元の商店の方々が行っていた。
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↑入場はこちらの躙戸から。
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↑内部の様子。観劇中以外は写真取り放題。
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↑私たちは2階下手側1番前の桟敷席だった。舞台はちょっと見切れるけど、役者や舞台装置が間近で見られるお得席!
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↑2階桟敷席の様子。2列目、3列目は椅子が置いてあって、正座が辛い人には嬉しい。席も1階枡席よりゆとりがある。
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↑1階花道横の枡席の様子。ぎゅう詰めすぎて、足や荷物の置き場がない様子。ちょっとかわいそう〜。
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↑私たちの席は、こんな感じでゆとりがあった。1番前の桟敷席だったので枡に3人だけだし、後ろに座ってたおじさんは空気で、拍手してる時だけかろうじて存在を認識。

「こんぴら歌舞伎座席表」
↑チケット購入時には席種(S、A、B)しか選べない上、どういうセットで買うかにより、席種も指定されている。どこの席になるかは運次第だね。
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↑選べるなら、やっぱり桟敷席がいいと思うよ〜。


観劇途中のお楽しみ

普通の劇場では飲食禁止だけど、こんぴら歌舞伎ではお弁当を食べながら観劇できるのだ!事前にお弁当を用意してなくても、いろんなものが売られているので安心。演目は三幕に分かれていたので、一幕ごとに30分、25分の休憩があった。その休憩時に買いに行くのだ!
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↑休憩時間に賑わう会場前。天気が良い日はピクニック気分だね!
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↑お土産物、お弁当、アルコール含む飲料などが売られているのだ!
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↑うどんなどが食べられる飲食ブースも!



私たちはお弁当付き鑑賞券

私たちはお弁当付き鑑賞券だったので、桟敷席で楽しんだよ〜。
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↑こんな袋に入ったセットが付いている鑑賞券。
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↑まずはお弁当!ボケた写真で失礼。
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↑中身はこんな感じ。
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↑中身の説明が貼ってあった。お弁当の包みにも書いてあるけど。
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↑あとはお煎餅、うどん、クリアファイルが。県外からお越しの方には嬉しいセットかも。

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↑お店がいっぱいあるのに何も買わないのも寂しいので、「歌舞伎大福」を買ってみた。
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↑生地が薄め、餡たっぷりの大福。甘さ控えめで美味しい〜。
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↑心ある有志から差し入れられた「観劇セット」!私だけビールのみつつ、大人の観劇したぜ!

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↑1回目の休憩時に席に戻ると置かれていた記念品。これは全員に配られるみたい。団扇ってところが香川らしいね。



肝心の芝居の話

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芝居の話もしませんとね。今回見た演目がこちら。

【第33回四国こんぴら歌舞伎大芝居第一部演目】
  1. 神霊矢口渡(片岡孝太郎氏が三枚目の娘役を演じた)
  2. 忍夜恋曲者(今回第二部で襲名口上を披露した中村雀右衛門氏が妖術使いの娘を演じた)
  3. お祭り (片岡仁左衛門氏が粋な色男を演じた)
芝居の粗筋は他に譲る。公式HPなどをご覧あれ。雑な感想を述べると〜以下の感じ。

「神霊矢口渡」
宝塚OG(90年代月組メンバー)の汐風幸氏の兄上が、三枚目娘役のお舟を演じた。恋人がいる男へ横恋慕、強欲な父と恋心の板挟みで最後は命を落とす悲しい役なのだが、前半は軽妙な芝居で場内の笑いを誘う。汐風氏も芝居上手、芸達者でならしたジェンヌだったが、それを彷彿とさせる芝居だった。

「忍夜恋曲者」
中村雀右衛門氏演じる滝夜叉姫と尾上松禄氏演じる光圀の立ち回りが見もの。スッポンからの登場、蝦蟇への変身、屋敷の屋根が崩れ、その上が舞台となるなど、歌舞伎ならではの仕掛けが楽しめる演目だった。

「お祭り 」
片岡仁左衛門氏がお祭りで大暴れする色男を演じた。仁左衛門氏登場から会場の空気は一変、「待ってました!」「よっ、松嶋屋!」の声で一気に盛り上がる。「色男」という言葉がこれほど似合う人を初めて見た。若手の軽業も楽しく、歌舞伎の難しい筋など知らなくても楽しめる演目だった。 



一度は行きたい「こんぴら歌舞伎」
 
江戸時代には伊勢参りと並んで人気があった金比羅参り、過去にはそのために計4つもの鉄道路線が琴平まで引かれていた(現在はことでんとJRの2つ)。金比羅参りもそうだけど、一度はいっとくべき「こんぴら歌舞伎」だよ!私も地元県民なのに今回が初めての観劇、しかし……こんな贅沢な遊び、行かない手はないよ!是非一度はお運びください!





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