先日90年代宝塚のお宝をくださったS氏は、現役で舞台に立っている演劇人である。S氏が舞台に出演するというので、丸亀まで見に行ってきた。
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↑会場の横には、日本一高い石垣(総体)で有名?な「丸亀城」が。

会場につくと、普通のアマチュア劇団の公演とは違い、幅広い年齢層の方が開場を待っていた。そこには観劇ファンの裾野を広げるヒントがある気がした。



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地元丸亀の歴史上の人物「尼崎里也」のお話

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今回の舞台「讃州丸亀烈女仇討ち伝〜尼崎里也〜」は、史実に基づいたお話であった。京極氏統治下にあった江戸時代の丸亀に生きた「尼崎里也」という女性の物語。

13になった里也は、養父母から実の父母が死んだ経緯を伝えられる。17になった年、里也は仇を打つために江戸へ行く。長年の剣術の鍛錬と揺るぎない思い実って、見事仇討を果たす。

こんな烈女が地元香川にいたなんて今まで知らなかった。地元の宝を発掘したという意味でも、とても意義のある公演だったのではないだろうか。ちなみに今回の公演は昨年高松で上演した演目の再演であり、丸亀福祉事業団の依頼を受けての上演だったらしい。

いろんな演劇公演があるが、ともすればひとりよがりなメッセージの押しつけになりがち。今回のような地元の人が興味を持ちそうなテーマだと、普段観劇しない人にもアピールしやすそうだ。



観客に優しい演出

上演時間は1時間きっかりと、芝居公演にしては短め。しかしこれくらいの上演時間だと、観劇に慣れてない人でも飽きずに楽しめると思う。特に子供や年配の方には、あまり長い上演時間の芝居はキツいよね。

キャストは「地元アマチュア劇団所属」「瀬戸内殺陣の会」「丸亀市民踊を楽しむ会」で構成されており、それぞれの持ち味を活かしつつ上手くまとめられた演出だった。

殺陣は見ていて爽快だったし、踊りの会の方々の出演は、地元の同年代の方には大いに親しみを感じさせるものだったのではないか。芝居部分の演出も趣向をこらしているが難解ではなく、分かりやすくて好感が持てた。
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↑パンフレットも、女性週刊誌を模した面白いデザインだった。

 

集客につながる仕掛け

観客に年配者が多かったのは、まず会場である「生涯学習センター」利用者が見に来てくれたことがあると思う。それは踊りの会を見に来た客層とも重なる。

ただの「趣味の会の発表会」になってはいけないが、芝居の演出として成立するのなら、普段あまり交流のない分野の方との共演は、集客の面、演出の面で効果的だなと思った。

「地元に縁のある物語」「短い上演時間」「異分野、年代の違う団体との共演」、これは演劇公演にあまり縁のない人達を観劇へと導くのに効果がありそう。集客に悩む演劇関係者の皆様、いかがでしょうか〜?



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