職場の近くに、所謂「行列のできる有名うどん店」がある。このGWも私が出勤する時間には、既に30人以上は並んでた。仕事終えて夕方また見たら、まだ同じくらいの行列があった。すごいな〜。

土日以外の休日がない我が社、祝日の朝の職場では「あの行列が忌々しい」という話で大盛り上がり。出勤経路の道路を塞ぐように人が並んでて邪魔だし、慣れない他県のドライバーが右往左往してるのも危険。そして祝日だからって、浮かれて行列してる人々への八つ当たり的憎悪が……こっちは仕事だっての!




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営業妨害したろうか!

職場で行列の話になって必ず出るのが「大して美味しくないのにね〜」という一言。皆一度は食べに行ったことのある店だけど、誰も継続的に利用していない。

私もずっと前に一度だけ行った。特にまずくもないけど、継続して利用するだけの魅力は感じなかった。うどんの味云々よりも、お店自体の印象がなんとなーく好きになれなかった。

職場の口悪い女たちは、「行列してる人の横で、しれ〜っと「大して美味しくないのにね〜」って言いたいわ!」と悪態をつく。営業妨害になるから、誰も言わないけどね。



うどん店は小さなテーマパーク
 
ここ10年くらいで、特定のうどん店の行列は確実に長くなった。有名店とそうでない店がどこで分かれるのかは謎だけど、「セルフという独特のシステム」「老舗」「超田舎にある」「製麺所で食べる」などの要素がある気がするね。

そう考えると、観光客がうどん店に求めるのは純粋な味の良さだけでなく、「観光名所感」「アクティビティとしての楽しさ」なのかな?と思えてきた。わざわざ辺鄙な場所に店まで行くという「聖地巡礼」的要素。自分でうどん玉をあっためるとか、畑からネギを取ってきて自分で刻むとか、名物ばあちゃんと写真を撮るとかいう「アクティビティ感」。おぉ、うどん店とは小さなテーマパークなのだな!




「行列のできる有名店=うどんが旨い」ではない

地元の人はうどん店にアクティビティとか求めてないので、純粋に「味の良さ」「利用しやすさ」でお店を選ぶ。そうなると「無駄に混んでるけど味が微妙な店」は選択肢から外れる。

地元民評価では「大して美味しくない」「並ぶほどの価値を感じない」店でも、なんらかの名所感、アクティビティ要素があると行列店に成り得る。そして行列があることで更に名所感が増し、行列はどんどん長くなる。

こういうカラクリにより、「行列店だけど味が微妙」な店がかなり存在している。私は有名店にほとんど行ったことがないが、地元民はそれでいいのだと再認識。わざわざ遠くまで行って並ばなくても、美味しいうどん店なんて近所にいっぱいある。



できれば美味しいうどんを

「名物に旨いもの無し」なんて言葉があるように、地元の名物を地元民は意外と食べなかったりするが、うどん県におけるうどんの愛され方は違う。うどんは地元民の生活に深く根を下しており、「お昼はサクッとうどん」という方も多い。我が家でも朝ごはんの定番メニューだ(最近の冷凍うどんは本当に美味しい)。

そうやって日々「美味しいうどん」を食べてるうどん県民としては、「行列はなくても、本当に美味しいうどん店」に行ってほしいな〜と思うばかり。私がおススメするうどん店はこちらなので、香川にお越しの観光客の方は是非行ってみて!


【私のおススメうどん店】
私はセルフじゃないお店(一般店という)が好き。そして辺鄙な場所のうどん店は知らない〜。
11:00〜14:30 月曜定休(祝日は営業)
限定メニューがいつも面白くてワクワクする。接客クオリティがめちゃ高い!
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10:00〜15:00 火曜定休
香川のうどん店には珍しく、本格的なラーメンも食べられるよ!
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