昨年秋にとっくに発売されてた「きのう何食べた?」の最新刊12巻を、先日やっと購入した。私たちが愛読している数少ない作品のひとつ。

弁護士男性と美容師男性ふたりのゲイカップルの生活を、主婦にも使えるお手軽レシピと共に描いた作品。我が家と似たような状況のふたりの生活を、同性カップルのロールモデルとしても楽しませてもらっている。

付き合いも長く、恋愛的にはいつも平和なシロさん&ケンちゃんカップルなのに、今回の巻には「シロさん、誘惑されちゃった!?」な話があった。今日はそんな話。



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「何食べ浮気話」の概要(ネタバレあり)

今回の「シロさん、誘惑されちゃった!?」話の概要をちょっと書いてみる。ネタバレありなので、読みたくない人は離脱してね〜。

ある日シロさんは、仲良く?している別のゲイカップル「小日向さん&ジルベール君」の小日向さんから相談があると呼び出される。「法律的な相談かな?」と思ったら、「ジルベール君が家出して、もうひと月も戻らない」とのこと。

ジルベール君のご実家にも相談して捜索願を出そうと考える小日向さんに、「事件性がないなら無駄」「いい大人の家出だし」と答えるシロさん。それはジルベール君のお父上からも言われたことだった。

そんな話の中で、小日向さんは横暴&わがままジルベール君との生活の愚痴を言い始める。過去に「振り回す系」彼氏と付き合った経験があるシロさんは、小日向さんに同情的な言葉をかける。その言葉にシロさんの手を握り感激する小日向さんから、ふと「僕があんまりワタル君(ジルベールの本名)ひとすじなのがいけないのでしょうか?」という言葉が漏れる。そしてを握ったままシロさんを見つめる小日向さん……。

これは……これは、小日向さんがシロさんに「粉掛けてる」ってことじゃねーーーー!内心俄かに動揺するシロさん、果たしてふたりは……。
「私のうろ覚え」より。



いくつになっても「モテたい!」

特定の相手がいて、最近「誰かに粉掛けられる」ことなんてすっかりご無沙汰なシロさん。そもそもシロさんはゲイ界ではモテ線ではないし、反対にラガーマン体型の小日向さんは正統派モテ線。そんなレアな相手とどうこうなれるチャンスなんて!と、シロさんちょっとときめいちゃった。

誰かと番うことを決め、その付き合いが長くなると、相手は恋人というより家族としての側面が強くなる。馴染むかわりにときめきは薄らぐよね〜。「たまにはときめきたい!」という気持ちになるのもまぁ分かる。あ、これじゃ最近はやりの「不倫」を推奨してるみたいね。でもいくつになっても「モテたい!」というのは自然な感情だよね。




「そうなりたい人」を数えてみる

相方と「シロさんみたいな状況になったらどうする?」なんて話してたんだけど、こういう話は具体的にしないと面白くない。「誰かそうなってもいい人って周りにいる?」という私の問いかけに、相方「……」。

無理矢理搾りだしたら、それぞれひとりくらいは「そうなってもいい」人が見つかった。でもそんなもん。出会いがないのか、相方がいるからアンテナ感度が下がっているのか、ときめきそうな相手がそんなにいないこと気付いてちょっとガッカリ。



ときめきは大切よ!

片づけコンサルタントのこんまり氏ではないが、「ときめき」は生きる上で重要な感覚である。「ときめき」は断捨離の基準になるだけでなく、あらゆるモチベーションの源である。浮気どうこうの話ではなくても、「尊敬できる」「会うと嬉しい」相手が、相方の他にいるのは悪いことではないはず。

あ、気持ちが引き立つという意味なら、ときめく対象は人でなくてもいいのか。相方はどうか知らんけど、私自身はそういう意味でもときめき不足かも〜。瑞々しい感性はどこへ!?



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