宝塚を始め、観劇は人生の糧と思っている私たち。宝塚観劇なら兵庫か東京、他の芝居公演ならだいたい大阪か東京に行かないと見られない。地方住まいだとチケット代以外に交通費、宿泊費、時間が余分にかかるのだ〜。それがお手軽に地元の映画館で楽しめるって!?

最近は宝塚の公演やコンサートのライブビューイングが、全国の映画館で楽しめるようになっている。昨日は宝塚月組公演 「All for One」の東京千秋楽で、地元香川でもライブビューイングがあるというので行ってみた。



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月組公演「All for One」
 
天海氏に次ぐ若年トップである珠城りょう氏率いる月組、もともと90年代月組ファンである私たち、ちょっと気になってたんだよね〜。今回の演目は小池修一郎氏のオリジナルで、三銃士をモチーフにした浪漫活劇。評判も良いようだったし、楽しみにしていた。


世界の古典・デュマの「三銃士」をもとに、新たな発想で描くロマンチック・アクション・ミュージカル。舞台は太陽王と呼ばれたルイ14世が治めるフランス。銃士隊の新入りダルタニアンは王の剣の稽古相手に任命される。しかし王はダンスのレッスンに熱中し、剣術には興味を示さない。ある日ダルタニアンは、ブルボン王家を揺るがす王の秘密を知ってしまう。

ルイ14世の為に立ち上がるダルタニアンの愛と勇気の冒険を、共に戦う三銃士との友情を交え、壮大なスケールで描き出す浪漫活劇。今なお世界中で愛される「三銃士」が、小池修一郎の脚本・演出によって新たな物語として宝塚歌劇の舞台に登場致します。





再び月組ファンになりそう?

現在の月組について、トップのふたりと二番手さんくらいしか知らなかったが、今回の観劇ですっかりファンになりそうだ。演目の役柄と月組生のキャラクターがとても良く合っていたと思うし、組の雰囲気もまとまりも良いように感じた。

まずトップの珠城氏、写真だけだと「若いからか顔パンパンね〜」「体おっきいね!」という印象だった。それこそ若き日の天海氏を彷彿とさせる存在感のデカさ。観劇してみると、いろいろ魅力が分かってきた。

若いトップだからこそのイノセントな雰囲気、母性本能くすぐる系である。歌も踊りも物凄くうまいわけじゃないのに、何となく惹き込まれる。台詞回しがうまく、何気ない一言が胸に迫る。全体として私好みの「大きなワンワン系」の印象、これは……リアルに好きになれちゃうかも!?

次にトップ娘役の愛希れいか氏。珠城氏の前のトップ龍真咲氏と同時にトップに就任しており、トップ娘役としてもう5年、もうベテランの貫禄かなと思いつつ鑑賞。確かに歌も踊りも芝居も安定感抜群、すべてにおいて「うまい」娘役だな〜と思った。初々しいとは言えないが、今でも十分可愛いらしさを持っているし、何より舞台人としてとても魅力的な人である。いいね!

他にも美弥るりか氏、月城かなと氏など、なかなか面白い役者が揃っている印象。相方とも「また月組公演見たいね」という話に。そして「90年代月組ならどの役を誰がやる?」なんて話で盛り上がった。 




ライブビューイングの良さ
 
「芝居はやっぱり生が良い」というのは基本だが、大きな劇場になると舞台が遠すぎて役者の顔が豆粒のようにしか見えない。昔行った天海氏出演「蒼の乱」がそのパターンで、天海氏を見てる実感ゼロ。別の役者がやってても分からなかったかもね〜と思った。 
 
ライブビューイングなら場面進行に合わせてカメラが寄ったり引いたりしてくれるので、役者の表情もバッチリ見えるし舞台全体もちゃんと楽しめる。臨場感はないけど、劇場で見るより良いかもとまで思った。映画よりは高いとはいえ、劇場行くより費用も大幅に抑えられるしね!

ライブビューイングなので、芝居が終わった後の「退団者セレモニー」まで鑑賞できた。今回は3名の退団者だったがそれなりに時間がかかり、映画館を出てみたら予定より1時間延長での終了だった。ちなみにライブビューイングの場合、予定時間を過ぎても劇場公演が終わらなかったら、途中で上映が打ち切られたりするらしい……。
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