相方のビールスタンドに、しばらく会ってなかった友人M氏がきてくれた。M氏も1年ほど前に独立して、今はひとりで生業を立てている。相方のお店のこと、M氏の生業のこと、人付き合いのことなど、いろんなことを話した。

M氏からのアドバイスもそうだけど、自分で事業をしている人はいろいろ言っても最後には「自分のやりたいようにやるのが一番だよね〜」となる。それは、自分自身が常にそう思って事業をやってるからなんだろうな。




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決めるとこ、決めないこと

相方は予定を立てない人、私は予定を立てたい人。この違いが幾度もの喧嘩を引き起こしてきたが、小商い活動が開始してさらにその頻度は高まる。一般的には「綺麗に予定を立てて、効率良く物事を進める」のが良いとされる。私はその方が楽じゃない?と思うのだが。

予定が不明確だと、人に迷惑をかけてしまうことがある。その結果誰かに怒られたり、信頼を失う可能性を引き受ける覚悟があるなら、それはそれでとやかく言うことではないのかもしれない。「その時の気分」で物事を進める方がクリエイティブになれる人もいるようだし。

M氏と「決めてしまって、途中で変更することができないというのも問題なんだよね」という話をした。「いろんなやり方を試しながら進むことができないと、世界はとても狭くなる」とも。決めてしまうことが良いことばかりとも限らないってことね。




誰かのためじゃなく、自分のために
 
M氏は「今の事業はどんなにお客さんが少なくなっても、他の仕事をしながらでも続けたい」という。その事業が大好きで、そのことならいくらでも話せるし、いつもそのことを考えているとか。お客さんのために頑張ると言うよりは、やっていて自分が楽しいから熱が入るという感じらしい。

私は心が純粋じゃなく、目が曇っているので「誰かのために何かをする」という人があまり信用できない。もちろん、心からそう思って活動している人もいるのだろうけど。「誰かのため〜」なんて言うのも、結局は「自分のため」なんだよね、きっと。




コンセプトは「自分が楽しめること」
 
お店でもなんでも「コンセプト」「ブランディング」とかが大事って言うよね?正直言って相方のお店は、その辺微妙である。いろんな大人の事情も絡んで、イマイチどっちに向かっているのか分からない感じ。

 それでもやっている自分たちが楽しければ、お客さんもお金も後からついてくるかな〜なんて甘いことを思っている。もちろんいろんな方からのアドバイスは聞くし、あらゆる工夫と努力は欠かせない。それでも、自分が楽しくないことまで取り入れる必要はない。せっかく自分たちでやり始めたのだから、「不必要な我慢」はできるだけ排除したい。




考える担当
 
 小商い活動において、現時点の事業の主導権は相方にある。私はただの手伝い〜と思ってたけど、どうやらその認識は改めるべきかもしれない。

相方と私の適性はことごとく異なっており、相方が苦手な部分は私が受け持つのが良いようだ。ざっくり言うと、私は「考える担当」ということになる。相方が「書類仕事や実際にいろいろ体を動かすのは好きだけど、無の状態から考えるのは苦手」とか言う。……それが最も大切なことなのでは?

文句を言っても仕方ないので、そこは私が補佐しよう。幸い私が苦手な部分(書類仕事なんて!)は、相方が難なく?クリアしてくれるので、とーっても助かっている。お互い様ということで、私が得意なことは私がやろう。助け合いが大事ね。 





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