年の瀬も押し迫り、来年の観劇予定も既に入りつつある今日この頃。とりあえず2月の大劇場観劇が決定。チケットサイトの抽選で、「どうせとれんだろ」と気を抜いて第3希望に入れた平日が大当たり。こうなったら、会社休んで行くのだ!
BlogPaint
そして今年の観劇の締めくくりは、小豆島での江本純子氏。劇場も芝居もとっても面白かったよ〜。





style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">




小豆島苗羽「Theater箱舟」

今回の会場は小豆島苗羽「Theater箱舟」、ゲストハウス「teppen」に併設された劇場だ。高松港からフェリー&バス&徒歩で向かうこと約2時間、バス停から会場までの坂道にちょっとビビる。
BlogPaint
fullsizeoutput_17f1

「小豆島 民泊「teppen」/Theater「箱舟」 Facebookページ」


こちらは島外から移住した松之木天辺氏という演劇人が運営しているスペースだ。今回の企画は出演者でもある松之木氏が、江本氏に声を掛けたところから始まったらしい。私は寡聞にして存じ上げなかったが、経歴を見ると松之木氏は知る人ぞ知る才気溢れるパフォーマーのようだ。

「松之木天辺Official Web Site『天辺』」← 詳しくはこちらをご覧あれ。

今回の作品では、演者全員が劇場上にあるゲストハウスに2週間程滞在、生活を共にしながら一から芝居を作り上げた。いわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」方式ということになるのかな?



「あなたはわたしのシネマなの」

 24831366_245652349302903_19096096016387589_o
今回の芝居は、タイトルの通り、人生において「映画のよう」と言えるようなドラマチックなシーンばかりをコラージュした作品だった。オムニバスというかエチュードを繋げたような感じで、短いシーンがテンポよく現れては次々に切り替わっていく。

出演者は男性2人と女性4人、演出と音響を兼任している江本氏はごくたまに現れる。各シーンの人間関係は様々、基本は愛憎に絡む一幕が繰り広げられる。
fullsizeoutput_17f6
舞台セットはいくつかの椅子、アップライトピアノ、ダイヤル式電話機などなど。もともと劇場にあったであろうものを活用して、不思議な雰囲気を作り上げていた。レトロな音楽も相まって、古き良き映画の世界観を醸し出す。



芝居がぶつかり合ってスパークする

ストーリに依存しない芝居だからこそ、演者の実力が際立ってくる。つぶぞろいの役者ばかりだからできる、スピード感のある舞台進行、絶妙の間。演者の芝居がぶつかり合ってスパークする感じ、刺激的。

松之木氏の美しい声と動き、佐久間真由氏の危うさを感じさせるキャラクター、島田桃依氏のおかしみを含んだ芝居っぷり、岩瀬亮氏の甘いマスクと安定感のある佇まい、呉城久美氏の美しさと裏腹な奇妙な行動、江本氏の軽やかなおじおばさん振り。
 
会場には本当に小さな子供もいたけど、最後まで楽しんでいた様子。途中島田氏が子供受けを狙ったアドリブに苦しんでいたけど、ちゃんとそれに応えてくれる小さなお客さんたち。こういうところが生の舞台ならではの面白さ。



目の前の芝居を浴びる時間

通しでストーリーのある芝居を見ていると、時々ぼんやりと別のことを考えたりする瞬間がある。舞台上の話に自分のことをオーバーラップさせたりとか。

今回の作品ではそんな余裕は与えられなかった。ひたすら目の前の芝居を浴び続ける時間。込められたメッセージとかを見出そうとするのも無意味に感じられるような、ただただ馬鹿馬鹿しくも愛おしい人間たちの行動を鑑賞するのみ。

「芝居の作り方って本当にいろいろだな、世の中の才能に感謝!」と思った観劇だった。
fullsizeoutput_17f4




style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">




人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村