紅白も「笑ってはいけない」も興味のない私は、例年なら大晦日らか元旦に変わる瞬間、お布団の中ですやすやしている。今年の年末年始は「どこにもいかない、何もしない」と決めたけど、思いついて「除夜の鐘」をつきに行くことにした。

初めてお寺で過ごす年明けの瞬間、みんなで鐘をついてたら気がついたら日付が変わっていた。清浄なお寺の空気に包まれ、大掃除してない私たちは「ここの空気で清めてもらおう」と思うのだった。



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お寺に嫁入りした同僚S氏
 
除夜の鐘をつきに訪れたのは、同僚S氏(先日退職されたから「元」だけど)がお嫁入りしたお寺。そんな縁でもないと、「除夜の鐘つこう」とも思わなかったかも。退職して数ヶ月、久しぶりにS氏とお話したいのもあって「行っても良い?」と聞き、快諾をいただく。

お寺は自宅から1時間弱、やや山の中なのは知っていたが、グーグルマップはわざわざより山道を案内してくれる。民家の全く見えない道を進みながら、相方が「映画が始まりそうね」とか言う。や〜め〜て〜!それって怖い方の映画でしょ!?どうせなら「トトロ」とか「千と千尋」とかしよ〜!

イノシシにも遭遇せず(出るらしい)無事に現地到着。S氏のお義父様の「はて、この人は誰?」な顔に迎えられ、「S氏の元同僚です」と自己紹介。S氏と夫君にも会えた。



そんなに連打していいの?

鐘つきは23時半ごろから始まった。鐘をつくのは初めてだし、こちらのお寺の鐘は構造が面白くてつくのにコツがいる。初めは良い音が鳴らなかったけど、何度かつくうちにちょっと上達〜。数取器で108回きっちり数え、最後の一回は住職であるS氏のお義父様がいい音でついた。

108回つき終わった時には、すでに年が明けていた。本当は年内に打ち終わらないといけないが、毎年年をまたいじゃうんだって。鐘つきにきてる地元の方もそんなに多くなく、私たちも何度もつかせてもらった。 

途中、数を稼ぐために連続してつく場面も。「あんまり連打したら火事の半鐘みたいになるな」なんて話ながら。テレビで知ってる厳かな感じの除夜の鐘とは大分違うな〜。なんかその鷹揚さ、ざっとした感じがいいね。



今までで一番の「ぜんざい」
 
除夜の鐘の後は、本堂に入って年明けのおつとめ。お経の書かれた冊子が配られ、みんなでお経をあげる。おつとめの後は、冷えた体を温めるべくぜんざい、お茶などが振る舞われた。

ここ数日「ぜんざいが食べたい」と言っていた相方、思わぬところでお相伴にあずかれるとは!こんがり焼かれた餅が美味しそう〜。小豆の味付けも甘すぎなくてちょうど良い!今まで食べた中で一番美味しいぜんざいだった!

お茶を飲みながらS氏や夫君とお話〜。他の門徒さんがみんな帰った後も、しばらくいさせてもらった。身重のS氏なのに、遅くまでごめんね〜。でもとっても楽しかったの。また一緒に遊びましょう!
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↑帰りにS氏から手渡された手土産。包みはお手製のケーキだって!これからいただきます!



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