「ビール図書館」プロジェクト、まずは図書館長たる私が、購入した本を読破しないことには始まらないと、とりあえず読み始めた。ビールのスタイルや醸造について、私はほとんど知識がない。ビール本を読むことで、今更ながら基礎的な知識を身に付けようとしている。
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相方もビールの師匠のもとに通うなどして、本格的に醸造への準備を始めている。それぞれの立場で「ビールの勉強」に励んでいるというわけだ。



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ビール本あれこれ

「ビール図書館」所蔵の本は、古書店で購入したものばかり。数年以上前に出された本ばかりだが、醸造方法や歴史について学ぶのには十分である。何冊も読んでいると、同じようなことが書かれていても、本毎に書き方、まとめ方が違って味わいがある。 

では、読み終えた本をちょっとご紹介。 

  • 「本当にうまいビール215」

薄目の新書なので、サクッと読めるのが良い。瓶やグラスのイラストが挿入されていて、目でも楽しめる工夫がされている。

世界のビールやそのスタイルについて、概論的にまとめてくれているので、入門書として読むのにちょうど良い。世界にはまだまだ私の知らないビールがたくさんあることを知り、「いつかビールを飲むための世界旅行に行きたい」と思った。


  • 「ビール大全」
 
こちらも新書だが、上記の「本当にうまい〜」より詳細な内容になっている。世界中のあらゆるビールを網羅していて、「ビール辞典」的にも使えそう。ヨーロッパ以外のビールにも触れられているので、ビールマニアの方は、まだ飲んだことのないビールを探すのに読んでみるといいかも。

こちらは「ロビンソン・クルーソーが無人島でビールを醸造したとしたら」というテーマに沿って、醸造方法についても詳しく解説してあって、醸造家を目指す人にも役立ちそうだ。


上記の2冊からは、ビール文化の歴史も知ることが出来る。それぞれの国のビール、スタイルの成り立ちを知ると、どうしてこういう味、色なのかが分かり、また一段とビールを楽しむことができそうだ。


  • 「世界と日本のビール図鑑」

「世界のビール博物館」というお店が東京・横浜・名古屋・大阪にある。この本はそのお店の監修により編纂されている。私たちは大阪のお店に一度行ったことがある。「ビールのテーマパーク」という感じで、なかなか面白かった。

こちらの本はまだ読んでる途中だが、ついでに紹介。全ページカラーで写真も大きく使われているので、これからいろんなビールを飲んでみようとする人に良いかも。これを見ながら、順番に飲んでいくというのも楽しそう。



最もバラエティに富んだ酒

ビールは基本的には「大麦麦芽、ホップ、酵母、水」を原料に作られるが、それ以外の原料を使うこともある。使用する酵母によって発酵の仕方が変わり、醸造方法もさまざまある。

原料が、酵母が、醸造方法が変われば、同じ「ビール」という酒でも味は全然違うものになる。アルコール度数も、高いものは10%を超えたりする。色も淡いものから黒に近いようなもの、果物を使うとその色がついたりする。

そう考えると、「世界で最もバラエティに富んだ酒」と言える。世界のビールを制覇するのは……なかなか遠い道のりのようだ。



レシピを考えるヒント
 
春になれば相方も醸造を始めるわけだが、果たしてどんなビールを仕込むのだろうか。いろんなビール、スタイル、醸造方法を知ることは、醸造家にとってはビールのレシピを考える時のヒントになりそうだ。

既存のビールに囚われる必要もないし、スタイルにこだわる必要もない。それでも知識を持っていることは、自分の求めるビールを実現するのに必ず役に立つはず。そして「ビールの専門家」としては、ある程度の知識は持っていたいよね。

というわけで、門前の小僧は専ら書籍から、実際に醸造する相方は実地研修から学んでいる。自ら欲して行う勉強は楽しいな〜。




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