行ってきたぜ〜、月組大劇場公演。今回もいくつかの記事に分けて、「観劇の感想」「贔屓とのニアミスはあったのか!?」「その他食べたものとか」などなど書こうかと思う。
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疲れが残ってて「簡単に書ける記事から〜」とか思ったけど、まずはメインデッシュから行かないとね。というわけで、まずは芝居の感想から行くぜ!ネタバレありになりそうなので、ご了承の上お進みあれ。
 



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「カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)」
 
 一応正式な題名書いてみたけど……無駄に長い。せめて(◯◯)の部分は割愛できんもんかね。結局原作は読まずに行ったけど、ストーリーはさほど複雑じゃないのでよく分かった。ただ原作の風味をどれだけ反映しているのかは謎なので、筋に触れたことを書いてもあくまで「月組公演を見て」の印象と受け取ってほしい。

カンパニー
伊吹 有喜
新潮社
2017-05-22


 今回の公演で、「宝塚では何でも外国人設定にしないといけないのはなぜか?」というのがよく分かった。現代日本を舞台にした普通のドラマを描くなら、外部の普通の演劇を見れば良い、そっちのが上質だからだ。今回の話も「学芸会」と言われても仕方がないような、「学園青春もの」みたいなノリに終始。 

ライブビューイングで見た前回の月組公演「All for One」だって、話は青春ものチックだった。しかし、おとぎ話的世界観の中ならそれも成立する。殺陣があったり、衣装も派手だったり、それぞれのキャストのキャラクターを楽しめたり。

現代劇をするなら、ストーリーがよほど練られたものであるか、人間を描き出せるような役者がそろっていないと難しいと思う。今の月組では、正直それは難しかったようだ。これは演者の問題というより、今の月組にあった芝居を作れなかった演出の失敗だと思う。



トップふたりが印象に残らない

今回の芝居では、トップの珠城氏&愛希氏のふたりがあまり印象に残らなかった。珠城氏演じる青柳が妻の死から立ち直り前向きに生き始めること、そこに愛希氏演じる美波やカンパニーの仲間がどう関与するのか、全然描き切れていない。美波に至っては、いてもいなくてもあまり変わらない程度の役どころとまで思える。

それに比べて美弥氏演じる高野は、彼女の持ち味を存分に活かせる役だったと思う。存在感抜群、プロのプライドと仲間たちとの間に生まれるものの狭間で揺れ動く感じ、なかなか良かった。海乃氏演じる由依も一本調子な演技ではあったが、血の通った人間として生き生きとしていた。

あ、一箇所だけ珠城氏にドキッとしたのは、死んだ奥さんの名前を呼んだ時。そんだけ〜。





「ハードボイルドエッグ」を思い出す
 
月組の現代劇と言えば、私たちは天海氏トップ時代の「ハードボイルドエッグ」が頭に浮かぶ。久世氏と相性の良い正塚晴彦氏の作・演出作品で、私の好きな作品のひとつでもある。



この作品でも「天海氏&麻乃氏」と「久世氏&風花氏」というふたつのカップルが明確に描かれている。話の柱は天海氏と麻乃氏との恋模様、そして久世氏の過去について。私からすれば主人公の天海氏はストーリーテラーであり、メインの話は久世氏の人生に思える。その辺が今回の公演にも通ずる印象。




宝塚であれ、何であれ

宝塚であれ外部の芝居であれ、私はやっぱり基本的には「ちゃんと人間を描く芝居」を期待してしまう。宝塚なんて「スターさんがカッコよければ、可愛ければそれで良し」なんだろうけれど、どうしても「芝居としてちゃんと成立してる」ことを期待するんだよな〜。

まぁそういう意味で言っても、今回の芝居はトップふたりがカッコよくも可愛くも描けてなかったので、宝塚的に言ってもダメだと思うけど。むしろトップ以外の美弥氏、海乃氏、月城氏、暁氏などは、その良さが出ていたかな。おい、演出!宝塚は「トップ」を活かしてナンボだろ!

というわけで、次の観劇は雪組の全ツ。良き芝居が見れることを期待してるぜ!



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