今更ながらラーメンズに出会って1年余り、とうとう劇場まで生コバケン(小林賢太郎氏)を見に行ってしまった
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5月には「またつま」で香川にくるギリジン(片桐仁氏)を見に行くし、すっかりふたりのファンである。ついでに言うと、ラーメンズ以外のコバケン作品を見ることで、「コバケンファミリー」な俳優さんたちのファンにもなりつつある。

 
↑公式公開されている「カジャラ#1大人たるもの」より。 



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「カジャラ#3 働けど働けど」(※ネタバレあるよ)
 
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今までのカジャラでも「スーツのサラリーマン」が登場してたけど、今回も「働けど働けど」ということで「働く」「就職」をテーマにしたコントが並んだ。舞台装置はいつもながらの黒(グレー?)をベースに、場面によってスクリーンに青空が映し出される。
 
「言葉遊び」「もしもの世界」「ちょっとおかしな人たち」というコバケン作品特有の世界を堪能。ラーメンズから続くコバケン味を保ちつつ、新しい笑いを作り上げていた。

「就職のフェアリー」が出てくるコントは、ラーメンズの公演「TEXT」の中の「スーパージョッキー」を思い出す。辻本氏演じるフェアリーが普通に可愛いのが面白い。 
 


「一握の砂」をモチーフにしたコントでは、小林氏がひとりで登場。背景は青空、砂浜にひとり佇む小林氏、バッグに他の演者の声が流れる。コントなのに(という言い方もあれだが)詩的な空間が広がる。

最後のコントの中で「お金が存在しない」設定の世界が登場する。「貨幣経済からの離脱」を志向する私には、なかなか興味のある設定。「物々交換で経済が回る世界ってこんな感じかな〜」と、思考実験的に楽しませてもらう。



コバケンファンの世界

催しの内容によって、集まるお客さんに共通のトーンみたいなのがあったりする。カジャラ公演ではコバケンの舞台装置を思わせるような、「白、黒、グレー、紺、茶」などの抑えた色味の服装の人が目立つ。隣会場の美容系イベントに集まってた人の、派手な服装との対比が面白い。

パッと見た感じ「女性ひとり客」が多い印象。男性は家族、パートナーと来ている感じ。小林氏の女性人気強し。隣の席の女性は、コバケンの写真をスマホの待ち受けにされていた。

開演前の注意事項で、黒子の匁山氏が「開演中の私語はやめてほしいけど、笑い声は大歓迎」なんて言っていた。それに従ったわけじゃないと思うけど、観客全体が積極的に笑いにいっている印象を受けた。私が他の人と笑いのツボ、沸点が違うだけかもしれないけど、「そこまで笑う?」ってな感じで笑ってる観客が結構いる。

終演後もロビーなどでアンケートに記入している人が、他の舞台公演に比べて多い気がした。みんな小林氏他キャストの皆様へのラブレターをしたためるが如く、熱心にペンを走らせる。私も「素敵過ぎてイライラする!」と書いた。



カーテンコールが苦手な小林氏

上演が終わると、観客の拍手に応えて演者が何度か登場したりする(カーテンコール)が、小林氏はどうもこれが苦手な様子。鳴り止まない拍手に演者登場が2回、3回と続くと、挨拶する小林氏の様子から「もういいでしょ」感が立ち昇る。

最後には「以上を持ちまして……」から始まる、会場係員がやる客出しアナウンスを小林氏本人がやり始める始末。カーテンコールが苦手なら、宝塚みたいに1回だけの登場ですぐに客電点けてしまえばいいのにね。



コバケン作品

小林氏の作品は広報物から舞台セット、作品の中身に至るまで、隙なく彼の美意識が染みわたっている。作品を作る過程では他の演者のアイデアを取り入れたりするようだが、最終的に全てがコバケン味で仕上げられる。その徹底ぶりは、他ではなかなか見ない。

コバケン作品では小林氏以外の演者は、徹底して「名もなき人」である。演者の役者としての力量もさることながら、そう見える演者を選ぶこと、演出の力も凄い。

逆に小林氏は、何を演じていても観客側が「小林賢太郎」を探してしまう。あくまでも職人であろうとする彼が、アイドルとしても存在してしまう皮肉。いや、彼自身はそれを自覚して楽しんでいるのだろうか?

とにかく「初生コバケン」体験を楽しんだ。これからも小林氏だけでなく、共演の皆さんの作品も楽しんでいきたい。……沼は広がる一方だ。




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