「風と共に去りぬ」と言えば、宝塚的には何度も再演された定番演目であり、一般的にはビビアン・リー氏とクラーク・ゲーブル氏の映画が有名である。

宝塚歌劇月組公演 風と共に去りぬ 主題歌
宝塚歌劇団 月組
宝塚音楽出版
1994



風と共に去りぬ [DVD]
ビビアン・リー
ワーナー・ホーム・ビデオ
2010-04-21

 
私と「風と共に去りぬ」の出会いは、お正月にテレビでやっていた映画放映だった。当時小学生だった私は、4時間近い上映時間の映画を見たのはこれが初めてで、「お尻痛くなる〜」と思ったのだった。



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続編「スカーレット」

1991年(日本語訳版は1992年)に「風と共に去りぬ」の続編「スカーレット」が出版される。 日本でも話題になっていて、私も分厚い辞書のような単行本を図書館で借りて読んでみた。

スカーレット
アレクサンドラ リプリー
新潮社
1992-11


訳者は森瑤子氏、訳者あとがきに「続編作者であるアレクサンドラ・リプリー氏はスカーレットにあまり愛情を感じていないようなので、代わりに私は愛情を込めて訳した」みたいなことを書いてあった記憶がある。ふと思い出して、その辺りの経緯を調べてみた。

 「風と共に去りぬ」の作者マーガレット・ミッチェル氏は、生前に続編を書こうとしなかった。彼女の死後、著作権相続人たちは著作権が切れた後に勝手な続編が書かれることを危惧して、続編の企画と執筆者の公募を行う。

その結果選ばれたのがリプリー氏だが、彼女は「風共」を読んだ時にスカーレットよりメラニーに惹かれたとのこと。その辺が続編のタイトルロールであるスカーレットへの愛情不足?の要因なのかも。



「スカーレット」の印象
 
「風共」の最後でレットに去られたスカーレット。その後一度だけレットと結ばれた結果、難産の末再び娘を産んだり(結果もう妊娠できない体になる)、父方のルーツであるアイルランドに渡りビジネスを成功させたり、メラニーを失って腑抜けなアシュレを影から支えたり、いろいろあった末、レットはスカーレットの元へ戻ってくるのだった。

この作品の原作は世界的に酷評を浴びたらしい。日本語訳版は森氏の加筆・潤色的な訳が施されているらしいが、とにかく淡々と出来事が綴られてる印象で、「スカーレットの半生の記録」を読んでるという感じだった。

それでもスカーレットの不屈の精神、新しい時代の女性としての有能さには惹かれるものがあった。レットへの愛という名の執着はあれど、レットがあまり登場しないので恋愛的な場面が少ない。それよりスカーレットが実業家として成功していく様子が印象に残っている。



もうひとつの続編「レット・バトラー」

今回調べていると、もうひとつの続編があることがわかった。2007年(日本語訳版は2008年)にドナルド・マッケイグ氏による続編が出版されていたのだ。こちらはあまり話題になった記憶がないな〜。



この作品ではレットの幼少期、成長期も含めて書かれているとのこと。「スカーレット」はほぼ彼女ひとりの視点しかないので、その合わせ鏡的作品になってるのかな?「冷静と情熱の間」みたいに、男女ぞれぞれの視点から読めるのならなかなか面白いな〜。



というわけで、「レット・バトラー」読んでみなくっちゃ!久しぶりに積極的に読みたいと思う本を見つけたかも!



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