ネットのニュースを見てたら、こんな記事を見つけた。

「『東京ラブストーリー』が女子高生たちに人気 リカの名セリフをマネる現象も | AERA dot.」 

このドラマに主演していた織田裕二氏、鈴木保奈美氏、27年の時を超えて「SUITS」というドラマで再びコンビを組むらしい。それに合わせて再放送されているとか。

「SUITS | フジテレビ」 

「東京ラブストーリー」が放送されたのは1991年。当時の私は中学生で、このドラマも見ていたはずなんだけど、最後の方を覚えてない……。




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トレンディドラマだった
 
このドラマが放送されていたくらいには「トレンディードラマ」という言葉があった。バブル期特有の華やかさを纏った都会(東京)が舞台、複数の男女が入り乱れる恋模様、肩パットの入った派手な色の服……。田舎で育った子供の私には遠く眩しい世界。

バブル崩壊後に大人になった私たち世代だが、バブル期の価値観にもなんとなく馴染むのは、子供の頃に見たドラマのせいだと気づく。そうか、そうか、「トレンディ」だったな。



リカもカンチも理解できなかった

「子供の私には大人の恋模様は理解できないということか」、そう思いながら当時はこのドラマを見ていた。とにかくほぼ全部の登場人物の行動が理解できなかったのだ。

優柔不断なカンチ、破天荒なリカ、思わせぶりなさとみ、軽薄な三上。それぞれが自分の恋愛成就を阻害するようなことばかりする。「自分の思いを見極める」「相手にはっきり意思表示する」「物事を破綻させるようなことは慎む」これだけで、みんな幸せにならんのか?と思っていた子供の私。

まぁそんな簡単に物事が進むとドラマ自体が成立しないんだけど、その頃はとにかく「イライラする話だなー」と思っていたよ。



やっぱり理解できない

27年の時を経て、終わりの方が思い出せないのでネットであらすじを読んでみる。ぼんやりしていたストーリーの輪郭が現れ、「ああ、そんな話だったな」と思い出される。

四十路ともなると、子供の頃よりは「人は理屈に合わないこともする」「人は欲深く、それゆえに迷う」ということも知るようになる。愛情の表現が人から見たら不思議だというのも分かる。

リカの「純粋に愛情だけで物を考える」ところは共感できるし、三上の「心の空白を情事で埋める」というのもまぁ分かる。でもさ、やっぱりわからないのがカンチとさとみだよ。



主人公はこうでなくっちゃ?

最終的に結婚するカンチとさとみ。どっちも優柔不断でグズグズであんまり好きになれないキャラクター。「恋愛は玉砕覚悟」「挑戦状叩きつける系」な私からは遠いふたりだから、こう感じるのかな?

みんなにいい顔しちゃって、結局何がしたいのかわからないカンチ。「こういうキャラ、どっかで見たな〜」と思ったら「おっさんズラブ」の春田じゃん。主人公は優柔不断&お人よしがうってつけ?

世の多くの男性が好きそうな女性像なさとみ、でも結局この人が一番計算高いわけじゃん?三上もカンチもどっちもキープみたいな話じゃん?結局「自分を傷つけない人」を選んだわけじゃん?お〜、怖っ!!

しかし彼らのような人物こそドラマには必要なんだよね。そうだ、そうだと思う程度には大人になった四十路の秋。



恋愛は永遠のテーマ

恋愛現役市場から引退したものとしては、恋愛をテーマにしたコンテンツは必須なものではなくなった。たまに鑑賞して、かつてのときめきを思い出すという効果はあるが、人生のメインテーマはもうそこにはない。

それでも世の中的には「恋愛は永遠のテーマ」なんだろうな。人の執着心こそがドラマを生み、感情を波立たせる。27年前には「私にはまだ早かった」世界が、もう「通り過ぎた日々」になってる。時の流れを感じた瞬間。





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