図書館通いを再開した日に、帰って早速読んだのがこちら。



半分マンガエッセイ、半分文章エッセイな「断捨離本」である。

このブログを始めたきっかけは「断捨離生活」「シンプルライフ生活」について書きたかったから(そんなわけでこんなブログタイトル) 。そして断捨離をはじめたきっかけは「ゆるりまい氏」であった。










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子育てと断捨離

 今回のゆるり氏のエッセイは、今までとかなり違っていた。お子様が生まれたことで、それまで大人だけの世界でやっていた「断捨離」「捨て」「お掃除」生活に、大きな変化が訪れたのだ。

赤ちゃんがいる生活、それは「大人の思い通りにならない」ことだらけ。24時間体制での育児、赤ちゃんのお世話以外に使える時間がほとんどない。赤ちゃん用品は大抵カラフル&お洒落とは言い難い。ゆるり氏は、これまでの「シンプル(というか物が極端に少ない)生活」を維持できるのか!?



少々汚れてても死なない

ゆるり氏は「捨て変態」でもあるが、「掃除の鬼」でもある。日課である掃除ができなくなると、精神的にちょっとヤバい感じになる。なんでも徹底してやるタイプなゆるり氏、育児しながらでもなるべく自分の納得のいくハウスキーピング法を模索する。

出産
 ↓
部屋に物が増える&掃除する時間ない!
 ↓
赤ちゃんの眠りのリズムをつかんで、超時短掃除実践!
 ↓
見かねた家族手伝うも、家事ハラ状態(家族のやり方に口出し)
 ↓
ほどほどなお掃除状況を受容する&「少々汚れてても死なない」境地に達する


今回の作品、「試練を乗り越えて成長するスポ根物」を読んでるようだった。「少々汚れてても死なない」なんて境地、出産以前のゆるり氏には考えられなかったものだ。自分ではどうにもならないことを受け入れる、これが大人になるということか。



そこは「捨て変態」だから

そうは言いつつもやはり捨て変態様、「どうにか理想的な状態を目指す工夫」は怠らない。

妊娠による体型、体調の変化に対応するため、着る服の選び方が変わってくる。しかしマタニティとして売られている服では納得できない。妊娠中、産後のために購入する服でも、「あとあと着られる服」を選ぶ。もちろん自分のセンスが納得するもので。

出産直後は育児への不安からいろいろ買ってしまった「育児便利グッズ」、育児生活に慣れ、我に帰ると(というか育児を体験してみると)「なくても困らなかった」ものが見えてくる。事前に先輩お母さんから情報をもらう(ベビーベットはレンタルで良い)のも役に立ったとか。




私もまた動き出そう!

ゆるり氏の奮闘ぶりに触れ、私にも「断捨離欲・改善欲」が湧いてきた。相方の小商い道具が増えてしまった部屋、どうにか収めているものの、ものが増えたことには変わりない。洋服類もまた見直ししてもいい頃かも。

手始めに「タオルの買い替え」を実施することにした。入浴や手拭きに使っているフェイスタオルが、全体的に古びて汚くなっていたのが気になってた。量も多い気がする。まとめて新しいのを買って、古いのはまた地域猫活動団体にもらっていただこう。

こうやって、また少しずつ快適な生活にしていくのだ!




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