平日のある夜、久しぶりに夜の街に繰り出した。相方は店の営業があるのでひとりで出かける。「夜遊びは体にこたえる」これは真実そうなのだが、たまにしてみると「おぉ、楽しい!」となる。

遊び過ぎずに早めに切り上げてしまうのは、「後のことを考える大人」になっちゃっててちと悲しい。おまけにまだ電車のある時間に帰ったのに、「駅まで行く、電車を待つ時間と体力が惜しい」とタクシー使っちゃう辺りがもっと悲しい。



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イタリアン「Bon UNO」 

仕事終わりで街へ繰り出し、まずやらねばならぬのは「空腹をどうにかすること」、夕飯をどうにか調達せねばならぬ。ひとりごはんが苦手な私だが、四十路ともなるとどうにでもなるものだ。間がもたない時は、iPadか本に頼ろう。

向かったのはお気に入りイタリアン「Bon UNO」、とても久しぶりだな〜。優しい店主さんがひとりで切り盛りしている店で、女性ひとり客でも気軽に入れる。 
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↑ミートローフ!
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↑エビのクリームパスタ!

ひとりだといろいろ食べられないな〜と悩んでいたら、「メニューによっては少なめもできるよ」と言っていただいたので甘えることにした。こちらの2品とグラススパークリングワイン2杯をいただく。う、うまい、うますぎる。



「Eri Liao Trio」ライブ 

 腹ごしらえが済んだところで、次なる目的地へ。この日は「Eri Liao Trio」のライブのために、夜の街に繰り出したのだ。先日琴平でメンバーのファルコン氏とお会いしたばかり、間を置かずに演奏が聴けるのが嬉しい。
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一番乗りで会場入り?したので、一番前の特等席を確保できた。
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1年弱ぶりの3人の演奏、やっぱり良いな〜。彼らのような演奏、私はあまり他に知らない。Eri氏のボーカル、とても地力があるというか、強いんだよな〜。ファルコン氏のギター、この夜は「かっこいいめ、攻める感じ」が多かったかも。小牧氏のベースも、めっちゃ指が動く演奏が多かったな。

このトリオには「音楽やってます、かっこいいでしょ?」感がまったくない。 アーティストとして生きてるはずなんだけど、そういう気負いみたいなダサい感じが全然しないのだ。彼らにとっての音楽は、息をするのと同じ、人生と切り離せないものなのかなと。



私はダサいですが
 
この日は「ライブ会場限定CD」の販売もあり、当然のように購入。CDに3人のサインまでいただいてしまう。
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おまけに写真まで〜。
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こんなミーハー活動してしまう小市民&ダサい私ですが、これはこれで楽しいので私の人生的にはOKである。

美味しいご飯とエネルギーの詰まった演奏で、すっかり夢心地。それがライブ会場から一歩出ると、「明日も仕事だ、早く帰って寝るぞ」と気持ちは現実生活へ。 人生、そうやって進むのだなと、なんだかしみじみする秋の夜。




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