小商いの先輩であるH氏と話した時のこと。食に関する仕事をしているH氏は、相方がビール醸造&お店を始める時にもお世話になった方だ。久しぶりにあって互いの近況を交換しつつ、最後はやはり小商いの話に。
客商売は水もの、長年その道の仕事をしているH氏でも、理由もなく客足が遠のく時もあるとか。うーむ、厳しい世界だ。まぁどんな仕事も厳しいものなのだけど。
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自分たちのことでも、同業者のことでも、その人の作る「味」についての批判を目に(耳に)することは、なかなかずーんとくるものがある。味の好みは人それぞれ、誰かが美味しいと思うものでも、他の誰かの口には合わないこともある。時には「これはまずい」という人がいても仕方がないことなのだが。
「これは私の口に合わない、まずい」は甘んじて受けるしかない。問題はその先、頼んでもないのに細かいダメ出し(さらには提案)をする人がいて、これがなかなかしんどい。本当に親身になってくれてる人も中にはいるが、ダメ出しする人に限って、大抵「ただ言いたいだけ」なんだよね。
そんな話をすると、H氏は「そんなの気にせず、自分の味を貫けばいい」と言った。「昔はそんなダメ出しに心揺れた時もあった。味を変えようと思ったこともある。しかしそんなことで自分の味がブレてはいけないと気づいて、それからは気にしないようになった。ブレずに続けていれば、自分の味が好きなお客さんだけが残っていくから」
さらには「親身になってくれてるかどうか、そういう言葉の温度ってなんとなくわかるじゃん?自分が意見を聞きたいと思う人の言葉は受け取ればいいし、そうじゃない人はスルーだよ」とも。
「自分の目指すもの、やりたいこと、やりたくないこと、それがちゃんとわかっていて、真剣に思い続けていれば自然とそうなるから」と、相方のいろいろを包括的に応援してくれるH氏の言葉。小商いの先輩である彼の言葉は、まだまだ手応えを感じられない私たちを暖かく包むようだった。
その時は会えなかった相方に「また飲もうねって伝えて」というお土産をもらい、話す前より少しだけ暖かい気持ちで別れた。そうだな、自分をしっかり持って頑張ろう。そういうことだよ、相方!
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客商売は水もの、長年その道の仕事をしているH氏でも、理由もなく客足が遠のく時もあるとか。うーむ、厳しい世界だ。まぁどんな仕事も厳しいものなのだけど。
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ダメ出しについて
自分たちのことでも、同業者のことでも、その人の作る「味」についての批判を目に(耳に)することは、なかなかずーんとくるものがある。味の好みは人それぞれ、誰かが美味しいと思うものでも、他の誰かの口には合わないこともある。時には「これはまずい」という人がいても仕方がないことなのだが。
「これは私の口に合わない、まずい」は甘んじて受けるしかない。問題はその先、頼んでもないのに細かいダメ出し(さらには提案)をする人がいて、これがなかなかしんどい。本当に親身になってくれてる人も中にはいるが、ダメ出しする人に限って、大抵「ただ言いたいだけ」なんだよね。
「自分の味を貫け」
そんな話をすると、H氏は「そんなの気にせず、自分の味を貫けばいい」と言った。「昔はそんなダメ出しに心揺れた時もあった。味を変えようと思ったこともある。しかしそんなことで自分の味がブレてはいけないと気づいて、それからは気にしないようになった。ブレずに続けていれば、自分の味が好きなお客さんだけが残っていくから」
さらには「親身になってくれてるかどうか、そういう言葉の温度ってなんとなくわかるじゃん?自分が意見を聞きたいと思う人の言葉は受け取ればいいし、そうじゃない人はスルーだよ」とも。
望むようになる
「自分の目指すもの、やりたいこと、やりたくないこと、それがちゃんとわかっていて、真剣に思い続けていれば自然とそうなるから」と、相方のいろいろを包括的に応援してくれるH氏の言葉。小商いの先輩である彼の言葉は、まだまだ手応えを感じられない私たちを暖かく包むようだった。
その時は会えなかった相方に「また飲もうねって伝えて」というお土産をもらい、話す前より少しだけ暖かい気持ちで別れた。そうだな、自分をしっかり持って頑張ろう。そういうことだよ、相方!
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