一昨日の喪服獲得作戦は、相方の身内のお葬式のためだった。一報が入った時には、私も相方も私が参列することはあるまいという見解であり、そのため喪服獲得作戦開始が遅れたのだった。

私が相方の「同性パートナー」であることは、相方側ではご両親しか知らない(はず)。だから説明の面倒な存在である私は、親族の集まる場にいない方がいいのかしらって思ってたわけ。そしたらあっけなく?お葬式に参列することに〜。



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仕事のパートナー

私は自分の身内の葬式に出たことがない。タイミングが合わなかったり、そもそも親戚付き合いが薄い家だったり。だから親族が集まる場の空気というのが、いまいち分からないでいた。ちょっとドキドキ。

会場に着くと、親族のための控え室に通される。控え室は、前日のお通夜から来ている親族で溢れんばかり。相方のご兄弟家族とは会ったことがある。それ以外の方は、相方がひとりひとりの続柄を説明してくれる。

私のことは「仕事(相方のビール醸造)のパートナー&ルームシェア相手」と説明、おぉ、仕事のパートナーとはなんと便利な!



キャラ勝ち?

そんな便利だけど微妙な説明で皆さん納得してくれたのか、そもそもそれほど興味がないのか、細かいことを突っ込まれることもなく。突っ込まれても、嘘をついているわけじゃないから困らないけど。

相方が未婚であることについて、今更どうこういう人もおらず。というか、もともとそんなこと言われてなさそうな相方、そういうキャラってことかな?そういう不躾なことは言わない、品のある方々揃いってことかな?



ブログがバレてた

お葬式の後、親族御一行は相方の実家で精進落とし?続行。こんな機会でもないと一族郎党集まることもないと、相方の母上の提案で集合写真をとったり(私がカメラ係)。

私たちは主に相方の姉上家族と歓談、高校生の娘さんおふたりが酔っ払い(私)の相手をしてくれてホクホク。そしたら姉上が「友達がともみちゃん(私)のブログ見つけてきた」と言うじゃない。多分相方のビール醸造について調べてて見つけたんだろうな〜。

姉上はビール醸造以外の記事も読んでる様子、私が宝塚で羽を背負った記事まで知ってた!これは……LGBT話も読んでらっしゃる可能性が高い。お、おぉ〜、ついに「それとなくバレる」作戦成功か?(いや、そんなつもりなかったけど)



こうやってやってく

私も相方も「宣言としてのカミングアウト」をするつもりはなく。説明する必要性が出てきたら、その場その場で考えるというスタンス。今回「姉上にそれとなくバレてる」「そしてなんとなく受け入れられてる」ことが分かり、また少し前に進んだ気がした。

もともと業界以外の人は、友人ひとりを除いてクローゼットだった相方。私との付き合いが長くなる中で、自然と、じわじわとカムアウトする人が増えていった。今回の「親族の末席に座る」「姉上にバレる」はかなり大きな出来事だったけど、それも自然な流れだったことが嬉しい。これからもこうやってやってくんだな〜と思うお葬式だった。




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