昨日の仕事終わり、相方のお迎えが少し遅れていて、道端の街灯の下で待っていた。そう、「ミーマイ」でサリーを待つビルのように。

『ME AND MY GIRL』('95年月組) [DVD]
宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2006-07-20


そのうち雨が降り出したが、傘を持ってないから濡れるに任せる。今年は暖かいとはいえ、夜は少し肌寒い。こういう「夜の闇」「寒さ」「道端でひとり」「待ち人が来ない」状況って、心細さのあまりに妄想に逃げたりしませんか?妄想というか、とりとめのない思い出への旅というか。




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そろばん塾

夜に野外で誰かを待つ、子供の頃だと「そろばん塾」だな。小学生時代に習っていたそろばんの塾では、バスの送迎があった。停留所になってる場所は、家から歩いて10分ほどの道端。子供なもんで時計を持ってないため、バスがなかなか来ないと「もう行ってしまったのかな?」と不安になる。

帰りは停留所まで母が迎えにきてくれてて(夜21時とかだったから)、たまに母の迎えがないと、妹とふたり不安な気持ちで家路を急いだ。あの「そろばん塾」に纏わる心細い気持ち、今でも染み付いてるな。



1時間歩いて帰る

高校時代、普段は自転車通学だったが、雨が降ると母の車で送ってもらうこともあった。行きはよいが、帰りはどうするのか?利用できる公共交通は便数の少ないバス(それも停留所から家まで遠い)しかない。母は「ポケベルに電話しなさい」というのだが。

私はポケベルが苦手で(ちゃんとメッセージが届いてるか確認できないから)、大抵は1時間歩いて帰っていた。幸い通学路は車通りのある道をずっと帰るので、暗くて危険という場所もなく。それでも家の灯が見えるとホッとしたものだ。



ポエミーな気持ち

ぼんやりと夜の空を見上げると、なにやらポエミーな気持ちになりませんか?雨の中、傘もささずに立ち尽くしているというのも、ちょっと中二っぽいかも。単に雨宿り先を探すのが面倒なだけなのだが。

予想より10分ほど遅れて相方到着。内心(遅かったから濡れちゃったじゃ〜ん!)とやや立腹気味だったけど、相方は全然悪くないので、頭の中にパグを走らせて心を沈める。「濡れちゃったね〜(ごめんね)」と相方、私は少し前に見かけた犬について「犬の足ってめっちゃ速く動くね!」とわけのわからない話をする。今日も平和だ。




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