「社長を囲む食事会」がこの木曜日に開催された。社長チョイスらしい会場は、郊外型ダイニングレストラン「とりあえず吾平」、あ……居酒屋なんだ。会社から微妙に遠い会場、当然みんな車移動で酒は飲まない、そして居酒屋……。

「とりあえず吾平 HP」  




style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">





お気に入りの居酒屋

お店のチョイスを聞いて、家が会社をやってるお嬢系同僚U氏などは「労いの会なら寿司くらい食べさせろ」と宣う。そうね〜、せめて普段食べられないような美味しいものが良かったよね〜。

こちらのお店はメニューに番号が振ってあって、注文用紙に番号と数を記入して店員さんに渡すシステム。このシステムは良いね、間違いも少なそうだし。社長がメニューを開くたびに、入口近くに座った同僚Z氏がささっと用紙とペンを用意する……ここでも有能。

社長は「ここはこれが美味いんや〜」といいながら、どんどん注文していた。社長の家からも近いし、どうも常連らしい。私が「(メニューが)肉ばっかりですね」って言ったら、「そんなことない、魚もある」ってちょっとムッとしてた。

「前来た時は、学生の団体がうるさかった」と言うが、居酒屋とはそういう店では……?と思う。結構庶民的な店がお好きなよう。



結局お金の話

お茶で乾杯して歓談開始、私は社長の目の前に座ったのだが、社長……めっちゃ食べこぼしてる。おやじの食べこぼしなんて見たくないよ〜。

話題は社長の趣味のための海外旅行話、最近事故った人がいたから車の話、ちょこっと仕事に関係する業界の話などなど。どの話も最後にはお金の話になる、その時点で私の興味はどこかへ飛んでいってしまう。

「知り合いの◯◯のお金の話」になってくると、興味なさすぎて相槌打つふりもつらい。そこで愛想笑いできない私とかU氏の顔を見て、Z氏は「この2人の表情ヤバイ」と思ってたらしい。

帰りの車の中でZ氏と話してたら「社長のお金の話はつまんないけど、まぁ庶民的(けち臭い)し可愛いもんよ」とのこと。社長は入り婿二代目なので、育ちは庶民派なのかな?その息子の三代目は「家を買うのにローン組む人間がわからん」という生粋のボンなので、それこそ上から目線で話がしんどいのだわ。



社長を喜ばせる会

それでも思ったよりはエゲツない自慢話もなく、我慢できる程度のストレス感で時間が過ぎる。料理も食べ終わり、デザートや食後のお茶も終わり、みんな「もう帰ろうよ」と思い始める頃……社長はまだまだ絶好調。

会話が途切れても誰も口を開かなくなって30分以上、社長は気持ちよさそうにどんどん話題を繰り出す。みんな「はよ終われ」と思いつつ相槌を打って受け流す。これでは「社員の労をねぎらう会」ではなく、「みんなで社長を喜ばせる会」だな、まぁ分かってたけど。

しかしなんだろうね、「目下の人間(それも女性ばかり)を侍らせて、自分の話を聞かせたがる」社長の精神性。私も無意識のうちにやってしまわないよう気をつけなきゃ。




style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">




人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村