少し前に調べ物をしていたら、やたらと「アドラー心理学」が出てくるので、気になって本を1冊読んでみた。漫画で優しく描いてあるので、入門にはちょうど良い本。


 
アドラーといえば、こちらの著作で知ってる人も多いかな?私は未読だけど。



アドラーの考え方は、私が以前相方の師匠に言われたことと似ていると思った。あの頃と状況も心境も変わった今、改めてアドラーに出会う意味を思う。



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アドラー心理学

今回本を1冊読んでみた印象は、「アドラー心理学は、私の知ってる心理学より哲学に近いな」ということ。全ての学問は哲学から始まってるのだがら当たり前ではあるが、フロイトよりサルトルに近いのかな〜と。

アドラー心理学の概要を、この本で私がどう理解したか書いてみよう。
  • 個人を分割できない存在と考える(全体論)
  • 個人は常に(時に無自覚な)目的に沿って行動を起こす(目的論)
  • 目的設定と行動の癖を「ライフスタイル」と呼び、これが分析の対象となる(ライフスタイル分析)
  • 人間の抱える悩みは、全て人間関係の悩みである(社会統合論)
  • 人間の行動原理は「劣等感」だと考え、それは自身の理想とのギャップにより生まれる
  • 世の中で劣等感と言われているような感情(他者との不毛な比較等)は、「劣等コンプレックス」と呼び区別する
  • 人間は他者の役に立ったと感じることで喜びを感じる(共同体感覚)
  • 他者の人生に口出し(叱責や指導など)をすることは、他者の決断を阻害することである
  • 他者への援助は「ただ感謝を表す」ことでしかできない(勇気づけ)

雑な理解なので、間違っている部分もあると思う。詳細は自分で調べてちょ。



ただ感謝を表す

よく「褒めて伸ばす」という言い方をするが、アドラーによると「褒める」という行為そのものがダメっぽい。「褒める」ということは「上の立場からの評価」であるから、誰かを応援するのに上から目線の態度なんてね〜ということらしい。それはそうかも。

で、アドラーの言う「他者への援助はただ感謝を表すことでしかできない」、これはやつい氏が言っていた「愛犬(パグ)は常に喜んでいて、その喜びが最高の応援である」という話と通ずるな〜と思った。喜びと感謝に評価は関係ない、そのプラスの感情が他者を幸せにし勇気づける、納得。



私も「パグ」になろう

喜びと感謝か〜、シンプルね。犬は常に喜んでるし、思えば赤ん坊も快不快の表現だけで人を喜ばす。人は人間関係において、余計なことをしすぎてているのかもしれない。

相方に対する私はまだまだ怒りと説教の人ではあるが、以前に比べると大分余計な発言をしなくなった気がする。 結構「あなたのパグ」に近づいたかしら?



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