日曜の夕方に放送される「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」、これらを見たら週末も終わり、「サザエさん症候群」なんて言葉もあるくらい愛されてる長寿番組。時代設定が昭和(部分的にはアップデートされてる)のままで、四十路の私にとっても「昔の日本」なんだけど、平成世代の皆様はどんな風に見てるのかな?

久しぶりに見てみたら、その平和加減が染みる〜。相方とふたりでちょいちょい突っ込みつつ楽しむ。あぁ、フネさんの声優さんが変わってるのね……時代は流れてる。



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よくあるような、ないような

この2作品、どちらも一般的家庭の日常を描いているわけだが、描かれてる「よくありそうな出来事」、冷静に考えたら「ないない」ってこともあるのに、違和感なく見れちゃうところが凄い。そんな「どこの家庭にもありそうなこと」を、途絶えることなく送り出し続けるというのも凄いんだけど。

時代ギャップもあるのだろうけど、自分の家庭と比べて一番「ないない」と思うのは、「あんな些細な出来事をいちいち家族で共有しない」ということ。まるちゃん家もサザエさん家も、家族間のコミュニケーションが密だよね〜。え、あれくらい普通なの?



自分はどのキャラ?

子供の頃、母が「まるちゃんは妹みたい、お姉ちゃんはあんた(私)みたい」と言っていた。まるちゃんの計画性のなさ、片付けが苦手な感じ、怒られてもへっちゃらそうなところが、妹のそれと似てたもんな。その対極にいる感じ、こっそり秀樹を愛好しているようなちょい内向的なお姉ちゃんは、私に通ずるものがあったかもね。

そして今は、まるちゃんが相方にしか見えない……。昨日まるちゃんが「コツコツするの無理」みたいに言ってたけど、「そうだよね」なんて言うじゃない。いや〜、私たちもう大人なんだし、コツコツの大事さも知ってるじゃん?むしろ大人になったからこそ、コツコツの無理さが身に沁みてるの?




人のズルさ、ちゃっかりさ

基本的には善良な人々を描いてるんだけど、ちょいちょい「人のズルさ、ちゃっかりさ」がスパイス的に挿入されてる。まるちゃんは精神的にはかなりおばさん入ってるし、かつおもなかなか計算高いところあるよね〜。たまーに大人たちの自己顕示欲的なものも描かれたり。

まるちゃんやかつおが時々変なことを企んだりするけど、そのちょいズル感に少しほっとする。自分が子供の頃を思っても「子供だから善良」なんてことはなかったし、自力でできることに限界があったからこそ、大人の今よりズルさがあったし。



切り口に学ぶ

話は初めに戻るけど、「日常の些細な出来事をどう描くか」という部分、毎日ブログネタに困窮している私としては学びたいと思う。最近の私の日常……とにかく花粉でぼーっとしてるのと、ちょっとでもストレッチサボると体が痛くて眠れないってこと。あー、健康問題ばっかだよ〜。




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