ニュースを見れば物騒な事件ばかりな世の中、「人を見たら泥棒と思え」はただの警句ではない現実味を帯びて聞こえる。

毎朝「おはよう日本」の特殊詐欺警戒コーナーでいろんな手口を教わるが、巧妙さを増し続ける犯罪者の悪知恵を知ると、「お金を払う余裕のある人は騙されるしかないのか」と思えてくる。払いたくても払えない人だけが、被害を免れるという感じかもしれない。

そんな世の中だから、自宅を訪問する人に対する警戒心も自然と高まる。予定なく「ピンポン」がなると、誰が来たのかと不安で心臓に悪い。 




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予定のないピンポンは無視する?

一人暮らしだと特にそうだが、予定のないピンポンには「え、誰が来たの?」という不安感しかない。昔の田舎のおうちのように、他人が勝手に家の中に入ってくるなんて、今の世の中では考えられないこと。警戒心が過ぎるくらいがちょうど良い世の中、世知辛くて殺伐とした気持ちになるけど、自分の身は自分で守るしかないのだよな。

ある知人は「例え宅配業者の可能性が高いとしても、予定のないピンポンは無視する」と言っていた。宅配業者の場合は、事前に訪問が分かっている場合以外は「不在票→再配達」の手順を踏む、面倒でもそうする。私はそこまでしないけど、予定がないピンポンで扉を開ける瞬間の不安を思うと、そうする気持ちもわかる。

そういう人が多いからか、宅配業者によっては必ず事前に電話してくる。そしてヤマトさんや佐川さん(他は知らない)は、ネットで登録しておけば配達予定が通知されるし、配達時間もネットで変更できる。宅配業者を無視しないためにも、こういうシステムはもっと利用されるべき。



親族にすら警戒心?

昨日の夜、帰宅して家のことをしていたら「予定のないピンポン」がなる。宅配業者の予定はないけど、「もしかしたら相方が頼んだ荷物かも知れない」とか、「大家さんが何かの用事で来たのか?」と思いつつ扉を開ける。暗闇に立っていたのは、めったに我が家に来ることはない我が母だった。

「事前に連絡してくれないから、ビックリしたよ〜」と言いつつ、こんなこと言わないといけない不安感に我ながらモヤモヤする。母が我が家に来たのは、近くに用事できたついでに、父からのホワイトデーの品を持ってきてくれたのだった。あ、ありがとさん。



ひとりの夜、犬猫がいたなら

今の生活(ほぼ毎日、夜は家にひとり)が続くのなら、相方の代わりに番犬か番猫(なんて言わないけど)がいたらな〜と思う。犬猫が私の身を守ってくれるとは思わないけど、自分以外の命が一緒にいることで、不安感が少し薄らぐんじゃないかな。

この家に来て8年以上が経った。うぅ……大家さんに交渉したら、猫くらい飼ってもいいよって言ってくれないかな?今の私たちには、自分たち以外の命を預かるのは無理かな?どうかな?




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