昨日は1日大事をとって、家でダラダラテレビ鑑賞して過ごす。「TVer」で「未解決の女」一気見。放送当時、相方が「主人公ふたりが百合萌えなんです」ってひとりで見てたな。

文書捜査担当部署に、美しく仕事のできるふたり。文字フェチ(オタ?)でコミュ障ぶってる鳴海(鈴木京香氏)は現場捜査を嫌がるも、頭脳より体力で勝負!な矢代(波瑠氏) の熱意と行動力に引きずられて、いつしかバディのように仲良く?捜査に奔走するように。

ミステリアスな鳴海に対して、矢代に「もっとあの人のことが知りたい」なんてセリフを吐かせちゃうあたり、脚本自体が百合萌え狙ってる気配さえある。……やっぱりそのうち「おばさんずラブ」も やればいいのに〜。



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二次創作の花咲くところ

「萌え」花咲くところは、「二次創作」花咲くところ。その界隈では、「未解決の女」ふたりの百合萌え作品も描かれていた。私はその界隈に詳しくないが、たまに覗きに行くと二次創作界の「汲み取り力」に驚かされる。

今回のようにわかりやすい萌えだけじゃなく、「え、そのふたりでカップル成立させちゃう?」なんて組み合わせもある。オリジナル作品を眺める時、常にそういう目で素材を探しているとしか思えない。……人間はどんな世界からも見たいものを見つけ、さらに自分の想像力で二次創作の翼を広げるのね。



啓発されるか?

「未解決の女」の後も、さらにダラダラテレビ鑑賞。ちょっと気になってた「俺のスカートどこ行った?」を見てみる。ゲイで女装家の原田(古田新太氏)が高校の先生になって大暴れって話。学校の生徒たち、みんなスラッと小顔だけど顔の見分けが……おばさん困る。

第1話でLGBTという言葉の説明をしていて、そういう啓発の意図もあって作られてるのかしらなんて思う。最近は毎クール1本は、こういう要素を含むドラマがある気がする。「何食べ」もそうだし。そこに当事者のリアルがあるかは別として、「そういう人の存在」を前提に作品が作られるというのは喜ばしいことだ。

ただね、人は「見たいものしか見ない」。「俺の〜」に関して言えば、多くの人は原田のセクシャリティ(ゲイで女装家だけど子供もいる)の詳細よりも、学園ドラマのアレコレにしか注目しない気がする。



(おまけ)理解されなくていい

LGBT当事者であることで特に悩んだ経験はないけど、制度的不平等は解消されるべきと思う(同性婚できないとかそういうこと)。制度を変えるために当事者が何に困っているかを知ってもらわなければならず、その前にまず「そういう人はそこらへんにいっぱいいます」と知ってもらわなければならない。


↑そういう意図のイベント「OUT IN JAPAN」、私たちも参加した香川での様子も盛り込まれた動画が公開されていた(私たちは映ってないけど)。

知ってもらう必要はある、でも理解まではされなていいと感じている。誰を好きになるか、どういう生き方をするかなんて、LGBT当事者でなくても周囲に理解されないことはいっぱいある。隣で仕事している人、友達付き合いしている人の価値観が理解不能ってこともあるじゃん?人は完全に理解し合わなくても、一緒に何かをすることはできるんだよ。

制度的差別の撤廃と差別感情をなくすことは別問題、制度は平等であるべきだけど感情は自由なんだよ。なので、ドラマで当事者が出てきても過度な期待はせず、「時代は変わったな〜」と思うに止めようと思う。



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