同僚T氏から「面白いものを手に入れたから、お昼にみんなで食べようと思って」と缶詰を見せられる。
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「クリケットブレッド」……パッケージに虫のようなイラスト、え、「コオロギパン」じゃない!?

一昨日同僚たちが昆虫食について話していたのは、どうもこの缶詰の話がきっかけらしい。いや、食べる前提なのに、気持ち悪い虫画像を検索するとか趣味悪いだろ!



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徳島大学のコオロギパン

今回T氏が手に入れたのは徳島大学で研究開発された「クリケットブレッド」である。

「徳島大学発ベンチャーがコオロゴパン発売 | 徳島新聞」

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1缶600円也。災害時のための保存食として開発された。1缶に30匹分のコオロギ粉(乾燥してすりつぶしてある)が含まれるらしい。



いざ、実食

面白がって買ってきたはずのT氏、缶詰を開ける段になって物凄い形相になってる。いや、粉になってるから、コオロギが飛びたしてきたりしないでしょ。
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中にはマフィン状のパンがふたつ、チョコチップとは別に、細かい茶色の点々……これがコオロギ粉か。同僚みんなで食べるためT氏が包丁でカットするも、「う、ジャリジャリする!」とひとしきり大騒ぎ。続行不可能となり、別の同僚がカット。
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私もかけらをいただいて、いざ実食。

缶詰パンだからパサパサしてる。チョコチップの味が美味しい。ジャリジャリは特に気にならない(他の同僚は気になる人もいたみたい)。もちろんコオロギの味も匂いもしない(ってどんな味かとかしらんけど)。

みんなで「結構普通に食べられるよね」との感想に落ち着いたんだけど、ひとり食べない人が。一昨日昆虫食トークで大騒ぎしていたN氏、あんなに盛り上がってたのに頑なに食べない。「虫食べないと死ぬと言われるなら、死んだ方が良い」とのこと。



新しい昆虫食

日本で昆虫食というと「イナゴの佃煮」が思いつくけど、そういう伝統的なものではない新しい昆虫食が始まっているらしい。

「昆虫食の通販ショップ TAKEO」 ←おしゃれに、カジュアルに食べる昆虫を売っているお店も。

今回いただいた徳島大学のコオロギパンもそうだけど、新しい昆虫食は世界的な食糧危機対策として注目されているらしい。あとはベジタリアンの方が、タンパク源として昆虫に興味を持ってるとか。

「フィンランドのコオロギパンを食べてみた!昆虫食解禁の裏側に迫る | Discovery channel」

なぜコオロギかというと、「高タンパク、低カロリー、ビタミンやミネラルも含まれる」ことと、「育てるのに水も餌もちょっとで済む」から環境負荷が少なくて済むということ。コオロギ以外では「蚕」なんかが、食材として注目されているらしい。
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↑鶏や牛と比べて、水も餌も格段に少なくて済む。牛が非常に効率の悪い食材であることは知ってたけど、こんなに違うのか〜。

同僚たちは冗談交じりに「後10年とか20年とかしたら「お中元に高級殿様バッタの詰め合わせ」とか普通にあったりしてね」と話してたけど、冗談じゃなくあり得るんじゃないかな?10年後の未来なんて、今の常識が覆されてて当たり前だろうし。
 



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