日曜日のやついさん出演ライブ(メインはゲッターズ飯田さんとジャズライブ)にはいかなかった。出かけないつもりで起きた休日に、夕方から出かけるのは至難の技だ。1日パジャマで過ごし、ひたすらのんびり。

土日ずっと家にいたおかげで、6本も映画を見られた。 レンタルするにもネットで完結だし、GYAO!だと無料で見られるのもある。 コンテンツを楽しむのに、手間もお金もかからない世の中。消費する側は嬉しいのだけど、儲けるべき人が儲かってると良いのだが。



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「イヤミス」の世界

GYAO!でたまたま見つけた映画、調べてみたら沼田まほかる氏原作だった。



まほかる氏は初めて読んだ「ユリゴコロ」の印象が強烈だった。「彼女が〜」は「ユリゴコロ」よりは現実的な話だったけど、やはり湿気を含んだ恐怖と見た(読んだ)後のいや〜な感じは似ている。まほかる氏は湊かなえ氏や真梨幸子氏と共に「イヤミスの女王」と言われてるとか。「イヤミス」とは、うーん言い得て妙。



美しくない愛

女は共に暮らす男を下僕のように扱っている。男の献身は、愛と呼ぶにはあまりにも無様で痛々しい。恋人のそれというよりは、親が子に与えるような無私の、やや過保護すぎてちょっとストーカーちっくな愛。ふたりはなぜ一緒に暮らしているのか、見ているこっちには謎である。

最後に破滅を迎え男を失った後で、女は男を「本当の恋人」と言う。男には愛と呼べるものがあったが、女の方はどうだろう?情はあっただろうけど、愛はあったか?でも愛ってなんだろう?女の一言で、男の愛は報われたのか?

誰かのために破滅をも厭わない。愛していれば誇りも犠牲にできる。最低な自分を見せられる相手。自分も相手も食い殺すような愛。愛とは美しいだけではない、苦しみも伴うものなのか。平和を愛する我が家にも、そんな愛は潜んでいるのか?



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