昨日は急遽実施された、美弥るりか氏インスタライブを鑑賞。美弥氏の大きな瞳が画面に広がる。美しいのぅ。
ファンのコメント読んだりしつつ、ゆるゆるトークが1時間超。初めての試みのようだし話し相手もいなかったせいか、正直「これで1時間は辛いな〜」と思う。……あ、ファンに殺されるかも?YouTuberさんとかラジオの芸人さんの喋りに慣れちゃってるからね〜。
style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">
悪役がいない芝居はハッピーで良いが、やはり良い悪役がいると芝居が締まる。宝塚至上稀に見る冷酷非道極まりない悪役が登場するのが、正塚晴彦氏作・演出「銀の狼」である。1991年月組で上演、2005年に雪組で再演された。
↑漫画化もされてたんだね〜。
三番手格が演じたジャンルイ、こいつがものすごく悪い男なのだ。国をのっとるために大統領を殺し、真相を知っているが逆らえない大統領の娘ミレイユと結婚。大統領のそっくりさんを影武者にして影で操る。
正直、ジャンルイの徹底した悪人ぶりとミレイユの救いようのない哀れさの前には、主役も二番手も霞むくらいだ。記憶をなくした元外科医シルバ(殺し屋として生きている)と、シルバを拾った殺し屋レイはヤクザな世界で生きてるわけだが、ジャンルイに比べたら悪党とも呼べない人間味がある。
正塚氏独特の装飾を配したシンプルな舞台では、シリアスな物語の寒々しさが際立つ。楽しい場面はほぼなかったのではないだろうか?
月組版ではジャンルイを久世星佳氏が演じた。いわずもがな、久世氏と正塚作品の相性は素晴らしい。影武者に対する態度がものすごくひどいのだけど、野心のためというのを通り越してサイコパス味すら漂う。
シルバは涼風麻世氏、レイは天海祐希氏だったのだけど、7期の差がある。年齢設定はよく分からないが、「シルバがレイに拾われた」という設定がやや不自然だった。殺し屋にしては天海氏は若々しく溌剌としすぎていた。
全てが終わり記憶を取り戻したシルバは、全てを失ったミレイユとともに去っていくのだけど、ここに恋愛味がないというのも宝塚にしては斬新。まぁあんな状況で好きだの嫌いだのが発生するのは不自然なので、ここは正塚脚本は正しかったと思う。
救いのない話なので、見終わって「良かった〜」とはならない。正直劇団はよくこの作品を許したな〜と思う。しかし正塚作品にしては珍しく再演もされているので、評判は悪くなかったのだろう。涼風氏の冷たい美しさがシルバらしかったが、やや童顔な朝海ひかる氏のシルバはどんなだったのか気になるところ。
style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
インスタライブの保存期間は、ライブ配信後24時間となります。
— 美弥るりか (@MiyaRurikaStaff) March 8, 2020
美弥るりかInstagramの、プロフィールアイコンをタップしていただくと再生が開始されます。https://t.co/jsq4Lqqrqb pic.twitter.com/otTAtzDxxK
ファンのコメント読んだりしつつ、ゆるゆるトークが1時間超。初めての試みのようだし話し相手もいなかったせいか、正直「これで1時間は辛いな〜」と思う。……あ、ファンに殺されるかも?YouTuberさんとかラジオの芸人さんの喋りに慣れちゃってるからね〜。
style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">
正塚晴彦氏作・演出「銀の狼」
悪役がいない芝居はハッピーで良いが、やはり良い悪役がいると芝居が締まる。宝塚至上稀に見る冷酷非道極まりない悪役が登場するのが、正塚晴彦氏作・演出「銀の狼」である。1991年月組で上演、2005年に雪組で再演された。
↑漫画化もされてたんだね〜。
三番手格が演じたジャンルイ、こいつがものすごく悪い男なのだ。国をのっとるために大統領を殺し、真相を知っているが逆らえない大統領の娘ミレイユと結婚。大統領のそっくりさんを影武者にして影で操る。
正直、ジャンルイの徹底した悪人ぶりとミレイユの救いようのない哀れさの前には、主役も二番手も霞むくらいだ。記憶をなくした元外科医シルバ(殺し屋として生きている)と、シルバを拾った殺し屋レイはヤクザな世界で生きてるわけだが、ジャンルイに比べたら悪党とも呼べない人間味がある。
1991年月組版
正塚氏独特の装飾を配したシンプルな舞台では、シリアスな物語の寒々しさが際立つ。楽しい場面はほぼなかったのではないだろうか?
月組版ではジャンルイを久世星佳氏が演じた。いわずもがな、久世氏と正塚作品の相性は素晴らしい。影武者に対する態度がものすごくひどいのだけど、野心のためというのを通り越してサイコパス味すら漂う。
シルバは涼風麻世氏、レイは天海祐希氏だったのだけど、7期の差がある。年齢設定はよく分からないが、「シルバがレイに拾われた」という設定がやや不自然だった。殺し屋にしては天海氏は若々しく溌剌としすぎていた。
宝塚っぽくない
全てが終わり記憶を取り戻したシルバは、全てを失ったミレイユとともに去っていくのだけど、ここに恋愛味がないというのも宝塚にしては斬新。まぁあんな状況で好きだの嫌いだのが発生するのは不自然なので、ここは正塚脚本は正しかったと思う。
救いのない話なので、見終わって「良かった〜」とはならない。正直劇団はよくこの作品を許したな〜と思う。しかし正塚作品にしては珍しく再演もされているので、評判は悪くなかったのだろう。涼風氏の冷たい美しさがシルバらしかったが、やや童顔な朝海ひかる氏のシルバはどんなだったのか気になるところ。
style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-5869483790913921"
data-ad-slot="2637820497">
人気ブログランキングへ
にほんブログ村