「団塊」「バブル」「氷河期」「ゆとり」……世代で十把一絡げにしてラベリングしちゃうこと、あるよね。四十路な私はというと、団塊世代の親を持ち、バブルな先輩の金銭感覚に驚かされ、ゆとりな後輩に同情しちゃう氷河期世代。

私の氷河期世代的感覚で言うと、団塊とかバブルの人って自分たちの世代を誇らしく思ってる印象がある。バブル崩壊までの右肩上がりを担ってた自負?誇りに思うのは勝手だけど、「それに比べて云々」と後輩たちに言うのは勘弁。



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産めない女、産まない女

SNSで「マダネプロジェクト」についての記事がが流れてきた。「マダネプロジェクト」とは、いろんな理由で子供も持たずに生きる女性を応援する団体。不妊治療を諦めた人とか、未婚子なしで生きてる人とか、そういう人が参加してるみたい。





この記事を読みながら心によぎったのは、「LGBTにも子供を持てない状況の人は多いけど、それより前に個人として乗り越えないといけない難問があるんだよ」っていう不幸比べ思考。いかん、いかん、こういう思考が困難を抱える人を孤独に追い込むんだよ。ひいては自分の首を締めるぞ。



不幸比べには意味がない

5年くらい前にも同じようなテーマの本を読んでた。この頃より世の中は進化した気がするけど、「昭和世代くらいのライフスタイルイメージにハマらないと生きづらい」症候群はまだまだ現役なんだな。



上の世代は「私たちの頃は」って話をする。自分自身もロールモデルを探して安心したいと思う。先人たちの経験から学べることはある、ただ時代はどんどん変わるんだよ。前世代でメジャーじゃなかった生き方も、将来ただの選択肢のひとつになりうる。

メジャー路線じゃない感覚が苦しいのってなんでだろうね?人の目が気になる?うーん、誰もが人の選んだ生き方に口出ししない、基本応援推奨!な法律でも作ればいいのかしらね? 




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